12月25日終業式「残心」 

今日は、2学期の終業式です。

2学期は81日間ありました。

展覧会、有馬ラソン、と大きな学校行事がありました。他にも4年生は柏移学園動教室、6年生は本栖移動教室にも行きました。みなさんは、社会科見学にも行きましたね。

嬉しいこと、楽しかったこと、頑張ったこと、悔しかったことがたくさんあった2学

期でしたね。

さて、これは、何と読むのでしょうか?「ざんしん(残心)」と読みます。

 残心とは、字の通り「心」を「残す」という意味で、日本に昔から伝わり、大事にしている考え方です。

 日本で昔から行われてきた「武道」。剣道とか弓道ですね。それとお茶をたてたり(茶道

)お花を生けたり(華道)するときなどで使われている言葉です。一つの動作を終えた後でも心が途切れないという意味です。

 剣道では、相手に「おめ-ん」と打ち込んで一本とって勝ちになっても、しばらく緊張感を解かずその構えをしたままでいますね。あれが「残心」です。

 

 お茶では、お客が帰ったとたんに大声で話し始めたり、急いでさっさと片付け始めたりするのではなくて、帰って行くお客が見えなくなるまで、ずっと見送ります。その後、一人静かに茶室に戻り、お茶をたてて、今日のお客を思い出すというのが「残心」です。

 

 つまり、やり終えたあと、「おわったあー!」とすぐに気持ちを終わらせてしまうのではなくて、取り組んでいた時の一生懸命の「心」をしばらく「残す」のです。そうすることにより、より強いものや、よりよいものになり、もっとよい結果につながるのです。

 皆さんも、今年の勉強は今日で終わりますが、「今年一年がやっと終わった」という気持ちで終わりにするのではなく、今年一年を振り返ってみてほしいと思います。

 本当に勉強を頑張れたのか、本当に友達に優しい気持ちで接することが出来たのか、途中で投げ出さず最後まで頑張ることが出来たか、「心」を「残」し、静かに振り返ってください。

 1年を振り返って、よかったこと、よくなかったことを振り返って見てください。失敗したこともあったと思います。

しかし、失敗するのは、もっと成長出来る、まだ伸びしろがある。ということです。失敗を無駄にせず、次に生かして、ほしいと思います。しっかりと振り返ってください。

 日本で昔からずっと大切にしてきた考え「残心」皆さんも大切にしてください。

冬休み中は、元気に事故に遭ったり、や病気にならないようしたりして過ごしてください。

12月17日「大掃除」

今週の土曜日は、冬至です。一年で一番昼間の時間が短い日です。また寒さがこれからだと言われています。風邪も流行っているようです。うがい、手洗いはもちろんしっかり食べて十分な睡眠をとってください。

 

 さて、来週の火曜日は、25日は、2学期の終業式を迎えます。

この一週間、皆さんは、学級や、使った教室の大掃除をすると思います。

また、冬休み中も大掃除をお家でする人も多いでしょう。

では、なぜ、新しい年を迎えるにあったって大掃除をするのでしょう。

大掃除が生まれたのは、平安時代頃と言われています。

1年間、日頃掃除出来ない所もしっかり、掃除して、お正月に神様を迎えるという意味があったそうです。

今年のゴミやほこりはもちろんの事、目には見えない所もきれいに掃除して、来年もいい年でありますように、来年こそいい年でありますようにと願いこめながら、昔の人は掃除をして、すっきりした、きれいになった部屋に神様を招いたわけです。

神様が途中で迷わないように「迎える場所はここですよ」の目印として門松を立て、しめ飾りを張り、神様のお供え物として、鏡餅を飾るということです。

 

さて、皆さんも、学校の大掃除、そして、お家での大掃除を是非、進んでやってほしいと思います。自分の身の回りをきれいにすると気持ちもすっきりして、新しい事を頑張ろうとする気持ちになるものです。

掃除は、教室や家の中をきれいにするだけではありません。自分たちの心もきれいにするのです。掃除はだから「心磨き」とも言われます。

 大掃除は、今年お世話になった学校、教室をぴかぴかにして、そして自分自身の心もぴかぴかにきれいにしましょう。

 そうすると、神様が来た時、きっと喜んでくれて、いいことをたくさん与えてくれるはずです。

12月10日「大銀杏」 

みなさんは、今日を含めて後12日、学校で過ごすと冬休みに入ります。

今、2学期のまとめでテストが多いと思います。テストは、受けておしまいなのではなく何ができて、何ができなかったか、良く見直し、できないところは、できないままにしないでできるまで取り組むことが大切です。

今日は、去年も話しましたが、校庭の大きな銀杏の木の話をします。体育館のそばにある大きな銀杏の木です。今年はすでに12月なのにようやく黄色になってきました。

この銀杏の木は、今のこの校舎が出来た頃から、その長い歴史を見つめてきたものです。

今こそ、この銀杏は、その四季折々の姿を見せてくれ、特に秋は、黄金に輝き有馬小学校のシンボルとなっていまが、この銀杏の木は、関東大震災が起こった大正12年の時、今から100年以上も前ですが、学校に隣接する蛎殻町公園にありました。蛎殻町公園は、その当時、京都出身の豪商、杉村氏の屋敷の庭園でした。震災の夜、火災に追われた近所の人達は、夜になって周りが火の海に包まれたとき、銀杏の大樹の下に避難し、難を逃れました。

銀杏の木は、防火林と言われて、水分を多く含んでいるので火に強いのです。ですから、火の粉から、地域の人達を守ることができたのです。

その後、この庭園は、震災復興計画の中で公園となり、子供たちの遊び場になりました。ところが、公園に今度は、この有馬小学校が建てられることになり、銀杏は、日当たりの悪い、新校舎とビルの間に移植されたのです。それが、今の場所です。かつて、洋々と天空に伸びていた枝が切り落とされ、麻袋で、ぐるぐる巻きになった姿が、当時の人達には、寒々しく見えたそうです。

そこで、その当時の有馬小学校の校長先生をはじめ多くの先生方、そして児童のみんなさんが、関東大震災の時、火の粉を振り払って地域の人達の命を助けた、この大銀杏の木を日当たりが悪い環境の中でも完全に根付かせようと、夏休み中も交代で水をやり、土が乾かないように、みんなで大事にお世話をしました。その結果、次の年の4月には、残った枝から青いものが一斉に芽吹きました。そして、今や、当時のような大樹になったのです。昭和62年の話ですから今から、30年くらい前の話です。

一度は枝を切り取られ、日当たりの悪い場所に移植され、瀕死の状態になったにも関わらず、しっかり根付いた銀杏の木、みんなの愛情によって復活し、今では秋になると黄金色になる銀杏の木の話をしました。

12月3日「消えたカラーペン」

早いもので12月です。1年の終わりです。

12月は「師走」いつもゆっくり歩いているお坊さんも走り回ると言われる月です。

12月は、車の量も多くなるので、交通事故には十分に気をつけてください。

また、2学期のまとめの月です。しっかりまとめの勉強をしましょう。

さて、今日も、先週に引き続き、みなさんに考えてほしい話をします。

 

 A子は、親戚のおばさんからイタリアリア土産でカラーペンをいただきました。

日本製のものとは、デザインや配色がどこか違いとても素敵なものでした。

A子は、学校に持っていきました。すると教室のみんなが集まってきて「いいね。」「どこで売っているの?」「高いんでしょう?」「わあ、すごい!」等、次から次にほめてくれます。A子は、まんざらでもありませんでした。「お土産だからたいしたことはない。」と答えながらもちょっと得意な気持ちにもなりました。するとB子が「学校にカラーペン持ってきていいの?」と言ってきました。友達のC子が、すかさず「カラーペンを持ってきては、いけないという決まりはないよ。」と言い返しました。「でも、学校には必要でないものは持ってきてはいけないんだよね」と、B子は負けず言いました。A子は、羨ましがって言っているんだろう。と心の中で思いました。

 それから数日後、朝会が終わり、教室にもどってきました。席に着いたA子は何気なく机の中に手を入れました。するとカラーペンが無くなっているのに気が付きました。「いつもここに入れているのに。」顔がかっと熱くなるのが分かりました。でもA子はこのことを誰かに言うと大騒ぎになると思い黙っていました。 授業が始まってからもカラーペンの事ばかり考えていました。「いったいどうしたんだろう。」「そういえば、B子は、朝会の時遅れてきた、あの時、、、」疑惑の糸をたどっていくとB子にいきついてします。B子を見ると、B子は笑い返してきました。「犯人はB子しかいない。」A子はそう思いました。放課後、A子は、思い切ってB子に「カラーペン知らない?」と聞きました。B子は「あのカラーペン?どうしたの。」と聞き返してきました。

 A子は、どうしたら白状させることができるのだろうと思いながらむしゃくしゃしながら家に帰りました。自分の机の上にランドセルを乱暴におくと、なんとそこにカラーペンがあったのです。「あつ、そうか、今日はカラーペン持っていかなかったんだ。」A子は、体の力が抜けるのを感じました。

 さて、みなさんは、こんな経験がありませんか?よく探さないで、よく思い返さないで友達を疑ったことはありませんか。ことわざの中に「七度尋ねて人を疑え」という言葉があります。簡単に友達を疑ってはいけない。と言う事です。そして、自分の持ち物の管理をしっかりしていますか。

大切なもの、必要でないものは学校に持ってこないことも大切ですね。

 今日は、みなさんも経験があるかもしれない出来事の話をしました。

11月26日「友達」何かが違う

今日は、友達について話します。何人かの友達が集まってこんな自慢話をしています。

何かが違うのです。よく聞いてください。

 

 一人目、ぼくは、なんていうか、思いやりの固まりだってよく人に言われるんだよね。

先週の土曜日も。公園で野球をしていたとき、A君の打ったボールが駐車場の自動車の屋根に当たって、あいつこわがりだから、ぼくが代わりに見に行ってやったんだ。だれも乗っていなかったからよかったけど、屋根がベコンとへこんでいた。でもここからがぼくの思いやりのあるところで、「すなおにあやまったら、運転手さんが許してくれた」って、嘘を言っていってA君のこと安心させたんだよ。

 

 二人目、あなたは、困っている友達のこと見捨てられる?私はできないなあ。

たとえば、昨日図工の時間、先週あれだけ先生がいったのに、Aさんたら、新聞紙とはさみを忘れちゃったの。だけどね、わたし、その時、私が持ってきたのを貸してあげたの。

Aさんったら、今日も算数の時間、定規を忘れたの。でも大丈夫。私、2本あったから貸してあげたの。Aさんって誰か助けてあげないとだめなのよ。

 

 三人目、私、自分で自分のことほめてあげたい。

この前、図書館で借りた本、あれ、なかなか借りられないでしょ。だから読み終わった後、返却日が過ぎていたけど、そのままB子に貸してあげたの。だって、返すとすぐ誰かが借りちゃうでしょ。図書館から電話がかかってきたけど、「今、さがしているから見つかったらすぐ戻します。」って、私が悪者になってあげたの。どう、ここまで友達思いになれないでしょう。

 

最後にイソップの「旅人とクマ」というお話をします。 

 友達2人が旅をしていました。そこへ大きなくまが現れました。一人はさっさと木によじ登りました。逃げ遅れた一人は、地面に伏して死んだふりをしました。クマは男に鼻を近づけて嗅ぎまわりますが、男は、じっと息を殺していました。やがてクマが去り、木から降りてきた男が「クマはなんとささやいていたのか?」と尋ねるとこう答えました。

「危険な時にそばにいてくれない友達とは、今後一緒に旅をしないほうがいいよ。」

 

 さて、みなさんには、本当の友達、信頼できる友達がいますか?

自分が成長できる良い友達をもってください。

11月12日「展覧会にむけて」

金曜日から展覧会がありますね。

芸術の秋に行われる展覧会です。皆さんの芸術作品を地域の人やお家の人に見ていただきます。「テーマ」は、「有馬の和」です。有馬小学校は、今年で145年、有馬小学校をテーマにした作品が並ぶと思います。きっと「和風」のものが多くなるのかなあ。と今から楽しみにしています。

今、みなさんは、その展覧会に向けて、思ったこと、考えたこと、イメージしたことを作品にしていると思います。出来上がっている作品を見ると、最後まで自分の発想を大切にして丁寧に仕上げいます。嬉しい事です。

さて、絵や工作、家庭科の作品は、算数の答えとはちがって、「どの作品が正しい」と言うことはありません。画用紙に色を塗るとき、塗りたいと思う色はそれぞれみんな違っているはずです。「いろいろな発想があって良い。」と言うことなのです。廊下に貼ってある絵も一つとして同じものがないですね。自分の作品を自分の思った、感じたように工夫していますね。

皆さんは「芸術は爆発だ」と言った岡本太郎という、芸術家を知っていますか?

大阪万博の太陽の塔を作った人です。今でこそ、太陽の塔は大阪のシンボルになっていますが、出来た当時は、「牛乳瓶のお化け」「日本の恥」「失敗作」とまで言われたそうです。

岡本太郎は、「うまくあってはならない」「きれいであってはならない」「心地よくあってはならない」芸術はそのようなものだという言葉を遺しています。また「優等生の答案」ではいけないといっています。手先のうまさ、美しさは芸術の本質とは全く関係ないということです。

さて、皆さんの様子を見ていると、「うまくかけない、きれいにかけない、上手につくれない。」と途中で投げ出している人も見受けられます。「芸術は爆発です」自分らしい発想でこれからも自由に作品を作ってください。

話はそれますが、この岡本太郎さんは小学校の時は、追い出されるかたちで2回転校をし、ようやく慶応の幼稚舎に転入できたそうです。勉強は52人中52番目だったそうです。それでも世界中で活躍した芸術家になったということです。

そして、岡本太郎さんの話をしましたが、有馬小学校に在籍していた先輩にも芸術家として有名な方がいます。日本画家の「安田靫彦」さんです。歴史上の人物や場面を描いた名作の数々で知られています。今から40年程前94歳で亡くなりました。6年生は、この安田靫彦さんになって自分の作品を仕上げています。

また、安田靫彦さんの作品は、校長室に飾ってあるので興味のある人は観に来てください。

展覧会楽しみにしています。

10月29日(月)「いじめ」

土曜日行われた有馬ラソン大会では、みなさん一人一人が自分の力を出し切って走っていた姿が素晴らしかったです。がんばりましたね。

さて、秋も深まってきました。「秋のつるべおとし」という言葉がありますが、あっという間に日が暮れるのが早くなりました。

さて、4月から半年が過ぎて、学級では楽しく過ごしていますか?1学期末にアンケートをみなさんにとったところ、この中で8%の人が「学校が楽しくない」、「あまり楽しくない」と答えてします。全校児童は550人いますから、8%というと約44人です。44人を18学級で割ると1クラスに約2~3人はいることになります。

楽しくないと思っている人は、もしかしたら自分から仲間に入ろうとしないのかもしれません。仲間はずれになっているのかもしれません。

そして、いじめに遭っているのかも知れません。皆さんの中で、仲間外しをしたり、暴力を振るったり、無視したり、いやがることをしたり、お金をせびったり、そんな事をしている友達を見たことはありませんか。

皆さんいじめの3重構造って知っていますか。

1番目、いじめをしている人

2番目、いじめを周りで「やれやれ」とはやし立てる人、クスクス笑う人、

3番目、その場から立ち去ったり、知らない振りをしたり、気にしなかったり、見て見ぬ振りをしている人。

 このような人がいる限りいじめはなくなりません。

 私は、以前5年生を担任した時、3.4年生の頃から、みんなからゴキブリと言われていじめに遭っている子に出会いました。いじめている子は彼をばい菌扱いし、周りの子もその子とかかわらない様にしている様子が分かりました。その子は、自分がみんなから仲間はずれにあっている事が分かっていて、心を固く閉じ、何かにつけて乱暴をしました。だからみんなますますその子に近づきませんでした。

 6月、移動教室で泊まる部屋を決めるとき、なかなか彼を誘う人がいませんでした。その子はやっぱり一人残ったのです。その時、ある子が「一緒の部屋に入ろうぜ」と誘ったのです。これをきっかけに彼は少しずつ笑うようになり、クラスにとけ込み始めました。

 その子が6年の終わりに書いた作文です。

ぼくは、小学校に入ってからずうっといじめに遭っていました。

みんなからばい菌、ゴキブリと言われていました。友達もいませんでした。

みんなが楽しそうにしているのがいやでした。

だからぼくは乱暴をしました。友達の机や椅子を蹴ったり、周りでみている子をぶったりもしました。だけど移動教室の時、T君がぼくを誘ってくれました。うれしかったけどどんな顔をしたらいいか分からず、はじめはふてくされている様な態度をしていました。だけどT君はそれからも話しかけてくれました。ぼくはこのクラスになれて本当に良かったと思います。ぼくは今は友達が増えました。今まで乱暴して済みませんでした。 

 

 卒業の時彼はたくさんの友達に囲まれていました。

どうですか。いじめはいじめている人が一番悪い、いじめをやれやれとそそのかす人も悪い。そしていじめを見て見ぬふりしている人も悪いのです。

誰か一人でも勇気を持って声をかけていれば、先生がもったゴキブリと呼ばれていた子の様に、救われる子もいるのです。

 

一人ぼっちの子がいたら、是非声を掛けてほしいと思います。また、いじめている子やいじめられている子を見たら、すぐに先生たちやお家の人だれでもいいので話してください。もちろんいじめに遭っていると思う人はすぐに相談してください。

10月22日(月)「御馳走様」 

昨日は、子供フェスティバルがあり、5年生が活躍していました。ありがとうございました。また昨日は、47都道府県の全部の県庁所在地が全部晴れだったそうです。このような日を日本晴れというのだそうです。

さて、秋も深まり食欲の秋です。ほとんどの子が給食をしっかりと食べているので安心しています。嫌いなものが出ても頑張って食べている子を見ると感心するし、なにより丈夫な体になると思います。給食に限らず、食事は自分の好きなものばかりが出るとは限りませんね。私は、苦手なものが出ても、「まずい」と言わないようにしています。

それはなぜかと言うと、「ごちそうさま」は漢字で「ご馳走様」と書きます。

「ご馳走様」は食事を終えた後にお辞儀をしながら言うことばですね。

「馳」「走」はどちらも「はしる」の意味があります。

昔は、今のように食材が簡単にお店で買える訳ではなく、お客様に食事を出すために食材があるところに、馬を走らせたり、自ら狩りや収穫をしたり、それこそ走り回ったそうです。「馳走」とは「走りまわる」または「奔走」することを意味します。昔の日本人は、料理そのものに対しての感謝だけではなく、そこまでして用意してくれた人に対しての感謝の気持ちを表すために「ごちそうさま」のことばを使い始めたのです。

さて、今でも、昔と変わらず、料理を食卓に並べるためには、その食材を買い集めるために走る人がいます。その食材をお店に並べるために走る人がいます。そしてその食材を育てるために走る人がいます。

たくさんの人が走り回って、私たちの前に初めて料理として並んでいるのです。

ですから、「走る」という意味の漢字を2つ重ねた上で敬意を持って「御」や「様」という字をつけて感謝の気持ちを表すのが「ごちそう様」なのです。

 

「いただきます」も同じです。

私たちが食べている植物、動物にも命があります。「いただきます。」はあなたの命をいただいて私の命に代えさせていただきます。という事、また、食事を作ってくれた人や料理に使われている食材をつくってくれた人すべての人達に感謝の気持ちを示すという意味なのです」。

 

「食べ物」への感謝と、大変な思いをして用意してくれたことへの感謝のことばを表すあいさつのことばが「いただきます」「ごちそう様」なのです。日本の食文化のすてきな一面だと思います。外国にはこの習慣がありません。

 

この世界には、十分な食事が摂れず、餓死してしまう人達も多くいます。みなさんが食事をするとき、是非、食事が摂れること、食事を用意してくれた人に感謝してほしいと思います。 

10月15日(月)「ミライトワ」「ソメイティ」 

2学期になって久しぶりの月曜日です。朝会も久しぶりですね。

さて、10月になりました。10月は「神無月」とも言われています。全国各地の神様が出雲に集まって、神様がいなくなるのでそう言われたそうです。1年に1度神様達が集まって、あの国の娘とこの国の青年を結婚させようという話をしていたとも言われています。おもしろいですね。

さて、10月、今年度のちょうど半分過ぎました。一つ一つの事をしっかりやっていますか。

さて、今日10月1日は、「都民の日」でしたね。

東京都と言えば、先週は築地から移転した豊洲市場ができ、にぎわっていますね。

そして、あと1年9か月後には、オリンピック・パラリンピックが開催されます。

夏休み中にオリンピック・パラリンピックのマスコットの名前が発表されました。このマスコットは、全国の小学生が投票で決めたのですね。みなさんも投票しましたね。

さて、なんという名前だか、覚えていますか?オリンピックのマスコットは、「ミライトワ」、パラリンピックのマスコットが「ソメイティ」です。

「ミライトワ」は、「未来」と「永久」という二つの名前を結び付けて生まれました。素晴らしい未来を永遠にという願いです。「ソメイティ」とは、桜を代表する「ソメイヨシノ」と非常に強いという意味の「so mighty」から生まれました。

「ミライトワ」は正義感が強く、運動神経が抜群、どんな場所にも瞬間移動できるそうです。

「ソメイティ」は顔の両サイドにある桜の触覚でテレパシーを送受信して、市松模様のマントで空を飛ぶことができます。普段は物静かですが、いざとなると超人的なパワーを発揮します。超能力を使って石や風と話したり、見るだけでものを動かしたりできるそうです。

あと、2年でオリンピック・パラリンピックを迎えます。みなさんが住んでいるこの中央区は晴海に選手村が出来る事はもちろん、銀座、人形町、水天宮は、たくさんの外国人でにぎわうでしょう。楽しみにすることはもちろん、オリンピック・パラリンピックで自分に何ができるか、考えてほしいと思います。

9月10日(月)「あたりまえのこと」

先週は北海道で大きな地震が起こりました。多くの人が亡くなっています。

土曜日は引き取り訓練もありましたね。いざというときの備え、そして訓練が必要となります。日頃から真剣に訓練に参加してほしいと思います。

さて、先週の土曜日は昔の暦でいうと「白露」。夏の盛りが過ぎ、少しずつ空気が冷えてきて草木に白い露ができるころです。そういえば、今は、朝晩秋の虫が鳴き、6時頃になると暗くなり、天気の良い日にできる影は長くなりました。少しずつ秋が深まっています。

水泳の授業も終わりました。本格的な秋がそこまで来ています。

さて、夏休みが終わって一週間が過ぎました。生活のリズムは整いましたか?まだの人は、「早寝、早起き、朝ご飯」を心がけ、早く学校のリズムを取り戻してほしいと思います。そして、この1週間皆さんには、あたりまえのことをしっかりしてほしいと思います。たとえば、昇降口の靴箱の靴のかかとをきちんとそろえて入れること。きれいにそろっていると、「落ち着いて生活しているな。」とか「しっかり生活しようとしているな。」と思うけれど、反対に乱暴に入っていると「お家でなにかいやなことがあったのかな。」「あわてる事があるのかな。」と思います。靴のかかとをきちんとそろえる事はあたりまえの事ですが、あたりまえの事とはいえ、揃っていると、みんながきっと落ち着いて生活しているのだろうと安心します。

さて、今日の朝のことを思い出してください。

朝、起きて、「おはようございます。」とお家の人にあいさつしましたか?顔を洗って、歯を磨いて、髪をとかして、朝ご飯を食べましたか? 忘れ物が無いか確かめましたか?あたりまえのことですね。

学校でもあたりまえのことはたくさんあります。時間を守って生活する。友達のものは盗らない。隠さない。忘れ物はしない。必要なものは持ってこない。間違った事をしたらごめんなさいという。友達に意地悪をしない。休み時間使ったボールはしっかりとしまう。みんなあたりまえの事です。あたりまえの事が出来ないときまりが出来たり、注意されたりするわけです。あたりまえの事があたりまえに出来る一週間であってほしいと思います。

9月3日(月)始業式

2学期が始まりました。

たのしい夏休みでしたか?今年の夏休みは、今までになく熱い夏休みでした。皆さんが体調を崩すことなくこうして元気にまた、会えたこととてもうれしく思っています。

皆さんの元気な顔が見られてとてもうれしいです。

さて、今日は3つお話をします。しっかり聞いてください。

一つ目です。

まず、9月3日生まれの有名人の話をします。

問題です。

ヒント1、身長は129.3センチ

ヒント2、体重は、129.3キロ

ヒント3,好きなもの どら焼き

ヒント4,嫌いなもの ネズミです。

最後のヒント、それは、ネコ型ロボットです。

そうです。2112年9月3日は、ドラえもんの誕生日です。今は2018年ですから、ドラえもんは約100年後の未来からやってきたのです。

おなかのポケットからいろいろな秘密のものを取り出して、のび太を助けますね。

道具のなかでほしいものをアンケートしたら、

1位 「どこでもドア」

2位 「タイムマシン」

3位 「タケコプター」

でした。100年後、この道具は本当になっているか空想することもたのしいですね。

今から100年前、21世紀の予言という新聞記事があったそうです。

100年前人々は、21世紀になったらどんなものができたかということで次のようなもの予言していました。

○  寒さ暑さ知らずの空気調整器

これはエアコンになっていますね。

○  高速列車で東京神戸間を2時間半

これも新幹線で実現しました。

○  遠く離れた男女がひそひそ話をする伝声器

これも携帯電話で実現しました。

と言うように夢のように語られた技術が次々に実現されているわけです。

さて、100年後どうなっているでしょう。

ちなみにここ10年の間に、1学期もお話ししたように、地球と同じような大気や水をもった惑星が次々と見つかる可能性があるそうです。20年から30年後は宇宙旅行も夢ではなくなるかもしれません。また、ロボットも発達して一家に一台というようになり、掃除や洗濯をしてくれるロボットも生まれるかもしれません。また、地球の温暖化で100年後は、東京の気温が44度になるとも言われています。心配ですね。

2学期は、是非、未来やこれまでの過去について学習してほしいと思います。有馬小学校は145年の歴史があります。是非、有馬小学校の歴史を知って未来につなげてほしいと思います。20年、30年、100年後有馬小学校、そして世の中がどのように変化するのか、是非、145年の有馬小学校の歴史を学びながら考えてほしいと思います。

2つ目です。

夏休みは、皆さんは、朝のラジオ体操、地域のお祭り、大江戸まつり等、地域の皆さんやPTAの役員のお父さん・お母さんにお世話になりました。夏休みに楽しい思い出や貴重な体験ができたのはこれらの大人の方々のおかげです。感謝をしてほしいと思います。

 最後です。

先週の土曜日は、東京で大震災が起きた日です。ですから今日は「防災の日」です。今から約100年前、大正12年の9月1日、お昼頃に発生しました。昼食時だったため、多くの家庭で火を使って料理をしていたため、あちらこちらで火災が発生し、東京では3日間に渡って燃えつづけました。日比谷、銀座、日本橋、浅草、上野を焼き尽くしました。この時の死者は10万人以上だといわれています。

東京に、また大きな地震が来ると言われています。常日頃の避難訓練はまじめにすることはもちろんですが、お家の人と、もう一度大きな地震が来たら家族でどこに集まるか2カ所、確認しておきましょう。