10月24日(水)~26日(金)に本栖移動教室を行いました。

天気に恵まれ、初冠雪を迎えたばかりの富士山麓の雄大な自然の中、様々な体験学習に取り組みました。

1日目は、足下の雪を踏みしめ、御中道ハイキングをしました。グループに分かれ、解説員の方に富士5合目の植物の特徴などについてお話を伺いました。

午後の松下牧場では、搾乳体験や牛の世話、バター作り体験を通して、生命の尊さを感じるとともに、命をいただくことについて考えを深めました。

 

2日目は、河口湖フィールドセンターで、オリジナルのバードコールやペーパークラフト作り体験を行いました。また、解説員の方に森や溶岩樹型のでき方についてお話をいただきました。子どもたちは、実際に溶岩樹型の中に入り、溶岩の感触の違いや、洞窟の外と中の気温の違いなどを確かめました。

午後は、三湖台へハイキングをして、山頂からの景色を楽しみました。

音楽会で歌う「地球星歌」をみんなで合唱したことも良い思い出となりました。

 

その後、青木ヶ原樹海散策や、富岳風穴の見学など、自然にたくさん触れ、自然の雄大さを感じることができました。

 

3日目の午前は、山梨県立考古博物館に行きました。火起こし体験では、火起こしの道具の変化について学びました。最後はグループで力を合わせて火を起こすことができました。

また、博物館内には、縄文時代の土器が多数あり、子どもたちは様々な形の土器や展示物を興味深そうに見ていました。

そして、午後はぶどう狩りをしました。山梨県の特産であるぶどうを自分の手で獲り、美味しくいただきました。

 

この3日間を通して、子どもたちは、友達と協力して生活することや、相手を思いやることの大切さを学んでいました。卒業までの生活に生かしていってほしいと思います。