入園の流れ

 出身校担任、養護教諭または副校長に相談し、申し込む。

   

 出身校校長と児童・保護者が面談し、出身校校長の許可を得る。

  ↓

 宇佐美学園長と児童・保護者が城東小学校にて面談し宇佐美学園長の許可を得る。

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 教育委員会学務課を経て、教育長の許可を得る。

  

 入園決定  ※ 現在在園し、来年度も継続して入園を希望する児童につきましても、    

        新規に入園する児童と同様の手続きをしていただくようお願いいたします。

学園概要 

 

定 員

 80名 (中央区立小学校在籍の3年生以上の児童で各学年20名ずつ)

期 間

 年間または学期単位

費 用

 月額 約42000円(食事込)

保護者会

 毎月1回

入園申込

 各学校の養護教諭又は副校長にお申し込み下さい。

  *学園を見学なさりたい方は年2回(6月・11月)の体験入園にご参加ください。

  *その他、見学等の希望がありましたら、学園に直接電話連絡ください。

  *出身校との関係について・家庭との連携については、学園要覧をご覧ください。

 

 宇佐美学園に入園して ~保護者・児童の声~

 保護者より

○宇佐美学園に入園して、約3週間が過ぎました。本人との連絡手段は手紙。初めての保護者会までに2通の手紙が届きました。今まで話し言葉をそのまま書いていた息子が書き言葉を使って手紙を書けるようになりました。短期間ですが、大きな成長を感じました。

○一人一人の生徒に対して多くの先生、生活指導の先生がフォローして下さるのが非常にありがたいです。見守ってくださる方の多さ、目線のあたたかさ、高さに子供たちも応えて皆一緒に成長していけるのが素晴らしいです。宇佐美の環境を与えてやれて幸運でした。

○「月に一度しか会えない」という空白が、見ていない間に「目に見えて成長する」という実感を味あわせてくれます。「いつも一緒にいる」は「いつのまにか……」が多くなる気がしますが、学園での生活は、1つ1つ段階を経ているなと実感させてくれるものだと思います。

○「親の世代も兄弟が少なかったりする昨今、『同じ釜の飯』の体験は、学園に所属している時だけでなく、世代を超えて続いている」と今25才になろうとしている息子が30才を超えた先輩と話しているのを聞くとすばらしさを感じます。

○24時間を共にするということが「学校であった嫌なこと」をうやむやにして、持ち越すことを許さないので、当事者はもちろん、周囲の人間も「問題点を多方面から吟味精査して解決へ導く」という能力を育てていると思います。

○今までは嫌いなこと、苦手なことを初めから諦めてしまっていましたが、学園での生活・指導を受け、目標を自ら定めそれに向かって頑張れるようになったと感じています。宇佐美学園は子供の自立を促し、支えてくれるとても良い環境だと思います。

○日曜日は寝てよう日の私にとって、東京で経験させたことのない行事を毎年寮の先生方がきちっとやってくださって、ある意味日本の心を伝承していると感じます。小正月、お月見、三・五の節句など数えればきりがありません。

 

 卒園児より

○なわとびができるようになった。一輪車にも乗れるようになった。

○声をかけられるようになった。たくさん運動したり睡眠時間を多くとれたりして、肥満解消ができた。

○1学期は、夏祭りやお弁当外出、遠足があり、学園でしかできない経験をたくさんできた。

○一輪車が出来なかったけれど、練習したら、できるようになった。嫌いな食べ物が食べられるようになった。

○少人数クラスで一人一人の個性を伸ばすことができたと思う。

○色々な体験(行事やおやつ作りなど)をすることが出来るので、博学になった。

○学園に来てから、自分自身の意見を相手に伝えられるようになった。今はそれを生かして生徒会役員を務めている。

○食べ物の好き嫌いがなくなった。友達がいっぱいできた。体力がついた。

○学園には、お母さんはいないけれど、友達と先生がいて楽しかった。