11月29日(月)「季語」

25日の木曜日は、多くの先生方に皆さんの授業の様子を観ていただきました。皆さんが落ち着いて真剣に取組んでいる様子にお褒めの言葉を頂きました。

また、明日、明後日は、ARIMARUN。歩かないで自分のペースで一生懸命に力の限り走ってほしいと思います。

さて、今週は、12月に入ります。12月は「師走」お坊さんも走るという意味で、年を越すに当たってみんなが忙しくなります。いつもゆったりしているお坊さんさえ、走るという時期です。大人達はみんな忙しくなります。だから車でさえ、スピードを出します。交通事故には十分に注意してください。

また、12月は2学期の学習のまとめの時期でもあります。

分からない事を分からないままにせず、2学期のまとめのこの時期しっかりと学習してほしいと思います。

 

さて、3年生以上は「俳句」を勉強しています。五、七、五の中の俳句の中に季節の言葉、「季語」を入れることが大切です。廊下にも「秋」をうたった俳句が多く掲示しています。

秋なので「紅葉」「十五夜」「サンマ」などの季語を入れていたものが多くありました。

12月は、「冬」です。冬の俳句を作るときは冬の季語が必要となりまね。

冬の季語を探してみるのも楽しいかもしれません。「初雪」「枯れ葉」「寄せ鍋」などたくさんありますね。

 さて、山の様子を歌った季語があります。山の冬の季語は、「山眠る。(やまねむる)」です。冬の深い雪に閉ざされれば「山眠る」となるわけです。

 では、「山滴る。(やましたたる)」は、どの季節でしょう。夏です。夏になり、緑が溢れれば「山滴る」になります。緑たくさんの山の様子が浮かびますね。

では、「山笑う」は何の季節だか知っていますか。「春」です。

木々が一斉に芽生えて山一面が芽吹いている様子を表しています。新しい葉っぱが出てきて、山が生き生きとしてくるのですね。春の「山笑う」は、「一番元気が出る」感じがします。

そして、秋は、「山装う」です。秋になると葉っぱが赤や黄色等、色とりどりに装って紅葉する様子を表現したのですね。

山の美しさを歌った季語、春は「山笑う」夏は「山滴る」秋は「山装う」冬は「山眠る」

素敵な季語ですね。

 皆さんは、新学年になって、春、夏、秋、を経験しそしてこれから「冬」を過ごします。

一番寒いときをこれから過ごします。「冬」という季節を楽しみながら過ごしてほしいです。

11月22日(月)「大谷翔平」

 明日、23日は祝日、勤労感謝の日でみんなはお休みになります。皆さんのまわりにも働いている人たちがたくさんいます。感謝の気持ちをもちましょう。

 さて、先週の金曜日、大谷翔平選手が日本人で20年振りにメジャーリーガーで、最優秀選手(MVP)に選ばれました。大谷選手は、高校生の頃から、プロ野球選手を目指し、高校1年生の時に、目標シートを作成し、努力を続けました。

これが目標シートです。大谷選手が中心に書いた夢は「8球団からドラフト1位で指名されること」です。そのために必要な要素を8つの周に記入しています。

「体力づくり」「人間性」「メンタル」「コントロール」「キレ」「スピード160キロ」「変化球」「運」。更にこれらを達成するために具体的な目標をそれぞれ8つずつ記入したのです。

大谷選手は目標シートを作成する際、なるべく具体的に、少し高い目標を書き込むようにしたと話しています。一つの大きな目標を達成するためには、必要な要素を細分化し、「叶えたいこと」への道のりを明確にしていったのです。

例えば、「体づくりをする」ためには、体のケア。サプリメントを飲む、90キロのバーベルを使ったフロントスクワット、食事は夜7杯、朝3杯のご飯など。

「人間性」では感謝、計画性、愛される人間、思いやり、礼儀などをあげています。「メンタル」では、雰囲気に流されない、仲間を思いやる心。はっきりとした目標、目的をもつ、ピンチに強い等をあげています。

 そして大谷選手の目標シートで特に注目されているのが「運」です。ゴミ拾い、部屋の掃除、審判への態度、挨拶、道具を大切に使う、応援される人になる、本を読むなどを具体的な目標に挙げています。「運」が良くなるためには、一つ一つ正しいことをやっていることで「運」が開けると大谷選手は言っています。そういえば、大谷選手が試合途中、グランドに落ちているゴミを拾っている様子がテレビでも流れ、多くの人から「神対応」と絶賛されていましたね。

「ドラフト1位で指名される」ということからかけ離れているように感じますが、こんなところにまで目を配っていたので、人としても高い評価をされ多くの人に愛されているのです。皆さんも目標を叶えるためには、大谷選手のように、まずそのためには何をどうするか、具体的な目当をもってほしいと思います。

11月15日(月)「七五三」

今日は「七五三」です。

今のように神社に行ってお参りをするようになったのは江戸時代からだといわれています。

江戸時代の平均寿命は30歳から40歳だといわれています。50歳くらいの人もいた訳でしたからこの平均寿命を下げていたのが赤ちゃんの死亡率だったのです。

江戸時代12代将軍 徳川家慶(いえよし)は、男女合わせて27人の子供がいましたが、成人まで生き残ったのはただ1人でした。将軍家ですらこんなに子供が死んでしまうのですから、普通のおうちの赤ちゃんはもっと多くの数の子があっけなく死んでしまったのです。江戸時代は今のように予防接種もなかったので、すぐに病気にかかり、薬もなかったので、ちょっとした風邪でも命を落としたのです。

ですから、江戸時代は「7歳までは神のうち」といわれ、「神の子」とされていました。すなわち、人間として一人前とは考えられていなくて、この世の中にしっかりと定着していないものと扱われていました。

 そこで「七五三」のお祝いが生まれたのです。神社にお参りして、今まで無事に成長したことを感謝し、今後も健やかでありますようにとお願いしました。

そして、「七五三」を無事に終えたら子供もようやく人間界の仲間入りになりました。

また、3歳は、言葉を覚えはじめ、5歳では知恵がつき、7歳では歯が生え替わるそういった節目でもありますね。

 

そういえば、「七五三」といえば千歳飴も良く見ますね。「千歳」とは1000年という意味で子供の成長と健康を願い「長く伸びる、長く生きる」という意味があるそうです。江戸時代は、お宮参りの帰りにお土産として買い、近所や親戚に配られました。

今日は「七五三」のお話をしました。子供は、昔も今も大切に育てられ、これからもすくすく育つようにと親は祈りながら育てるのですね。

11月8日(月)「作法、形」

有馬小学校の7つの約束の中に、「はじめの挨拶をする」「おわりの挨拶をする」というものがあります。アンケートンの結果では。ほとんどの人が出来ていると回答しています。はじめの挨拶は、これから授業が始まるという心構えが出来ますし、おわりの挨拶は授業が終わったというけじめがつきます。

さて、「礼に始まり、礼に終わる」という武士道の精神があります。

武道は格闘技であることからややもすると感情的になり、闘争的になってします。

相手を打つ、突く、投げる、押さえ込む、蹴るなどして、相手を攻撃するのが格闘技です。でもけんかではありません。だから、はじめの礼で、これから相手になってもらう人に感謝する、そして、おわりの礼でも相手になってもらった人に感謝するという意味が込められているのです。武道は、身体を鍛え、技を練磨し、心を養うためのものです。ですから自分の技を磨くため相手になってくれた人は協力者であると考え相手を尊重し、心からの尊敬と感謝の気持ちを込めてはじめとおわりに礼をする訳です。

さて、オリンピック柔道73キロ級の金メダリスト大野奨平さんは、2連覇したことでも知られていますが、美しすぎる礼でもが話題になっています。道徳の教科書にも載ったほどです。はじめの礼、おわりの礼をしっかり行う事はもちろんですが、リオオリンピックでも先日行われた日本のオリンピックでも勝利を決めて金メダルを獲得したとき、両手を挙げて大喜びしたり、ガッツポーズをしたりする事はありませんでした。大野選手は、感情を出さずに、静かに一礼をして畳を後にしたのです。

「対人競技なので、相手を敬おうと思っていました。冷静にきれいな礼もできたのではないかと思っています。日本の心を見せられる場でもあるので、気持ちを抑えられたと思います。」と言っていました。

更に「勝敗を決める時には必ず敗者が出てしまいますが、そのステージに上がる選手は、皆、相当な努力と練習を積み上げてきます。だから相手を尊重する気持ちを大事にしたいのです。」とも語っています。つまり、負けたという選手に対して、勝ったというあからさまな態度は、相手にまた、負けたという事を思いらせてしまうからというのがその理由だそうです。このような感情を抑えて一礼する大野選手に称賛の声が上がりました。

自分の感情をあからさまに出すことは必要な事もありますが、時として自分が優位にたった時また負けた人がいるときの感情の出し方を考える事も必要なことを大野選手は教えてくれています。

今日は「礼に始まり礼に終わる」話と大野選手の話をしました。

11月1日(月)・2日(火)「100日間の努力」

今日から11月です。秋が深まる頃、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、食欲の秋

と言われるように何をやっても適していると言われている季節です。有馬ランの練習も始まります。自分の目標を決めて取り組み始めるのに絶好の季節です。

 今日は、この目標について話します。

ある学級の学級通信に、1年間の折り返し時点を過ぎ、あと学校に来る日は100日間を切ったという記事に出会いました。

この100日間、短く思うのか、長いと思うのか人それぞれですが、何かを習得し、上達するためには、100日間努力することが、大切だそうです。

正しい方法で100日間、継続して取組めば100日くらい経つと、ある程度の成果が出るそうです。大人の人がやっているダイエットもそうですし、マッチョな体もそうです。

最初は全く上達しなかったり、成果が出なかったりして、あきらめてしまいそうになる人が多いそうですが、あきらめず、100日間、取組むと、80日から90日ぐらいから大きな変化を感じ始め、100日、3ヶ月ちょっとである程度の成果がでるということです。つまり、今まで出来なかったことが出来るようになるには大体100日間かかると言われているのです。

 

例えば、ピアノで自分の好きな曲を弾きたい。サッカーのリフティングができるようになりたい。という目標をもったら、100日間、継続してがんばる。最初から上手な人はいないと思って。あきらめず、失敗しても失敗してもくじけず繰り返し練習することが大切です。100日も経つと上達するはずです。

また、4月から本を読んでいないと思ったら「毎日本を30分読む」体力がないと思ったら「毎日なわとびを100回する」。毎日100日間続けると、読書することが生活の一部になったり、体力が付いたりするはずです。

ちょうど学年の折り返し地点になって、こんなことができるようになるといいなあ。と思うことがあるでしょう。これから100日間、毎日、取り組むことを決めて、毎日必ず実行すると新しい学年になるまでには、必ず成果が出ます。是非小さなことでもいいですし、自分が出来ないとあきらめていたことを焦らず、ゆっくりと100日間頑張ってみましょう。

「継続は力なり」。100日を目指して努力してみましょう。

10月25日・26日「友達」何かが違う

 コロナウイルス感染者が激減して、外食する人も増えています。学校でも先週は、授業をおうちの人に観ていただいたり、3、4年生は、地域の人にタグラグビーを教えてもらったりとできる事が増えています。けれども引き続き、手洗いをしっかりすること、マスクを付けること、3密を避けること、給食はグループになって食べないことは変わりません。これからも感染対策をしっかり行ってコロナにかからないように、コロナをうつさないような生活を心がけましょう。今日は、友達について話します。何人かの友達が集まってこんな自慢話をしています。

何かが違うのです。よく聞いてください。

 一人目、ぼくは、なんていうか、思いやりの固まりだってよく人に言われるんだよね。

先週の金曜日、掃除をしていたとき、A君がふざけて振り回したほうきが蛍光灯に当たって蛍光灯がわれたんだ。A君は、先生に言ったら怒られると言って泣きそうになったんだ。

たんで僕が謝ってくると言って、職員室に行って、「僕が一人で掃除をしていてやりました。たまたま、棒の先が当たりました。ごめんなさい。」と先生に謝ったんだ。先生は「わざとじゃなかったんだ。けがをしなくて良かった。素直に謝って偉かったね。」と言ってくれた。A君には、「すなおにあやまったら、先生が許してくれた。」って言って、A君のこと安心させたんだよ。

 二人目、あなたは、困っている友達のこと見捨てられる?私はできないなあ。

たとえば、昨日図工の時間、先週あれだけ先生がいったのに、Aさんたら、新聞紙とはさみを忘れちゃったの。だけどね、わたし、その時、私が持ってきたのを貸してあげたの。

Aさんったら、今日も習字の時間、筆を忘れたの。でも大丈夫。私、貸してあげたの。Aさんって、誰か助けてあげないとだめなのよ。おかげで私は、図工も習字も出来なかったけど、家でやればいいし、塾の成績には関係ないし、Aさんを助けたから私、満足しているの。

 三人目、ぼくとAは、深い絆で友達になったんだと思うんだ。

ぼくは、Aのことがとっても好きなんだ。知らないことを教えてくれるし、とにかく一緒にいてとても面白い。Aは、友達が多くて、ぼくは一番の友達になりたかった。

この間、AがBのかぶっていた紅白帽をとって、Bをからかっていたんだ。Bは泣きそうになってAを追いかけていた。まわりで見ていた友達からも「やめなよ」という声が聞こえてきた。ぼくはすかさず、Aに「パス」と叫んで、Bの紅白帽を受け取った。Bは追いかけてきた。ぼくは、Aの目の前で紅白帽を踏みつけ、窓から捨てた。Aは、ぼくのこと好きになってくれたかなあ。

最後にイソップの「旅人とクマ」というお話をします。

 友達2人が旅をしていました。そこへ大きなくまが現れました。一人はさっさと木によじ登りました。逃げ遅れた一人は、地面に伏して死んだふりをしました。クマは男に鼻を近づけて嗅ぎまわりますが、男は、じっと息を殺していました。やがてクマが去り、木から降りてきた男が「クマはなんとささやいていたのか?」と尋ねるとこう答えました。

「危険な時にそばにいてくれない友達とは、今後一緒に旅をしないほうがいいよ。」

さて、みなさんには、本当の友達、信頼できる友達がいますか?

自分が成長できる良い友達をもってください。

10月18日・19日「名前」

 上野動物園で双子のパンダが生まれましたね。生まれてもうすぐ4ヶ月になります。この双子のパンダの名前を募集し、決まった名前が発表されました。オスの方はシャオシャオ」漢字で書くと

「暁 暁」夜明けの光が差し、明るくなる。という意味です。

メスの方は「レイレイ」漢字で書くと「蕾 蕾」

つぼみから美しい花が咲き、未来につながっていく。という意味です。

「シャオシャオ」も「レイレイ」も明るい未来を願っているという意味があります。

名前は、このように良い意味や、付ける人の願いが込められています。

それは、皆さん一人一人の名前にも付けた人の思いや願いが込められています。

 例えば、私の名前は、「晶子」日を三つ重ねることで「いつも明るい子」に、また与謝野晶子という女流歌人がいるのですがその名前を頂いたと父から言われました。

 副校長先生の名前皆さんは知っていますか。芳賀 幸生です。この名前、幸せが生まれるですね。きっと付けた人は、幸せが生まれる子でありますように。もしかするとまわりにいる人たちに幸せを生む子でありますようにという意味があるのかもしれません。名前にはそのように意味が込められています。

 さて、「有馬の7つの約束」の中で、プリントが渡されたら、始めに名前を書くという約束があります。皆さん名前を書いていますか?時々、名前は書いているのだけど、読めないくらい乱暴に書いているものを目にすることがあります。それは、テストやカード、お習字や、工作の自分の作品に名前を書いたものにも見られます。ワークシートやでは感想や思っていることは丁寧に書いている、お習字でも本文は丁寧、テストでも中身は100点でも名前が乱暴なのです。

また、名前を乱暴に書く人は、テストでも、ちょっとしたことでミスをすることが多く、なかなか100点までとれないことが多いようです。自分の名前は一生付き合うものです。そしてその名前は、名前を付けてくれた人の願いや期待が込められています。だから、自分の名前くらいは丁寧に、しっかり書きましょう。

10月4日・10月11日「有馬小SNSルール」について

10月に入り衣替えです。皆さんは、上着を着ての登校になりますが、暑い時は上着を脱ぎ、寒い時は上着を着るなど、着るもので体温の調節をしてほしいと思います。さて今日はタブレットの使い方について話をします。

 有馬小学校には、有馬小学校SNSルールがあります。皆さん守っていますか。

①家で決めた時間やルールを守ろう。

 夜、遅くまでタブレットを使って学習に関係ないYouTubeやゲームを、している人が見られるようです。改めておうちの人と約束した時間に使います。使う目的は、学習に関係のあるもの、学校からの連絡や確認だけです。学習に関係ない写真や動画を撮ってもいけません。

学習や連絡の確認など目的に合った使い方をします。目的意外に使う事はやめます。

②個人情報を自分から伝えたり、他人に勝手に教えたりしません。

 自分や友達の個人情報(名前、住所、電話番号、メールアドレス、パスワード)を自分から教えたり、友達に教えたりしません。また、タブレットを使って必要な写真や動画を撮るときは、必ずまわりや相手の人に「とってもいいですか?」と聞くことが大切です。また、他人や個人の情報をインターネット上に書き込む事などをしてはいけません。

③相手が傷つくような言葉使いはしない。

④自分がされていやな事はしない。

とても大切な事です。東京の町田市で昨年小学校6年生がこのタブレットの書き込みが原因で自ら大切な命を落とすという事件が起きました。学級の友達AとB がタブレットに「ウザい」「キモい」と悪口を書き込んだのが原因だと言われています。またこのとき、Aのパスワードを勝手に使いAになりすまし、多くの同級生がこの悪口をのぞいていました。先生に気づかれないように画面を見られない状態にして、いじめが行われていました。これは、学校のタブレットだけではありません。友達の悪口を書き込む事は皆さんの持っているスマホのラインでもできる事です。ラインを友達同士でやりとりしている人達がいるようです。友達の悪口を書き込んだり、誰が誰を好きか等、相手が嫌がることで盛り上がったりする事はやってはいけない事です。友達の失敗した動画をアップすることもいじめにつながります。更にゲームで課金をしたり、アプリを内緒でダウンロードして、おうち人に多額の請求がきたり、犯罪に巻き込まれたりすることもあります。何かこまった事、不安なことがあったら、すぐにおうちの人や、学校の先生方に相談してみてください。

9月27日「のび太君としずかちゃん」

先週の木曜日23日は、秋分の日でしたね。

春分の日と同じで昼と夜の長さがほぼ、同じで、23日を境に夜が長く昼が短くなっていきます。最近は日が暮れるのが、ちょっと前とは違って早くなっていますね。これからどんどん夕方、暗くなるのが早くなります。帰宅時間を守ってほしいと思います。

また、金曜日から10月です。10月は「神無月」とも言われています。全国各地の神様が出雲に集まるため、神様がいなくなるのでそう言われたそうです。1年に1度神様達が集まって、1年間の報告をしたり、あの国の娘とこの国の青年を結婚させようという話をしたりするとも言われています。おもしろいですね。                 

今日はドラえもんののび太君としずかちゃんのお話をします。

のび太君としずかちゃんはやがて大人になって結婚します。

のび太君は本当にしずかちゃんと結婚できるか心配で、ドラえもんにお願いしてタイムマシンで未来を見に行きます。そしてこっそり見たのは、結婚式の前の日、しずかちゃんがパパに「結婚してうまくやっていけるか心配だわ。」と話しているところでした。その時、しずかちゃんのパパはこうこう言いました。

「大丈夫だ、あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことが出来る人だ。人間にとって一番大切なことなんだ。彼なら間違いなく君を幸せにしてくれると、パパは信じるよ。」しずかちゃんのパパは、のび太君のことをしずかちゃんにそう話したのです。

 そういえば、のび太君は困っている友達や、ジャイアンにいじめられている友達がいると自分のことのように心配します。そしてけんかは弱いけどドラえもんの力を借りて解決しようとします。また、友達が上手くいったりすると心から「すごいね。」と認めることも出来ます。

 みなさんは、どうですか? 私も皆さんに、のび太君のように「人の幸せを心から願い、人の不幸を悲しむ」人になってほしいと思っています。みなさんの中には、悲しいことに、友達が失敗したらせせら笑ったり、馬鹿にしたりする人も見られます。友達が困っているとき、友達が失敗したとき、友達に大丈夫と声を掛けたり、心配してしたり、そのような人になってほしいと思います。他人にたいしてのび太君のようにやさしい人になってほしいと思います。

9月13日「パラリンピック・木村 敬一」

 先週は、13歳のオリンピック選手、スカイ・ブラウン選手の話をしました。今日は、パラリンピックの木村敬一選手の話をします。

まず、動画を見てください。木村敬一選手は、全盲の選手です。全く目が見えません。目の障害が分かったのは、赤ちゃんの頃、よちよち歩きをする木村選手は、いたるところにぶつかったそうです。

不安に思ったお母さんは、病院で診てもらったところ、目の病気が分かりました。2歳4ヶ月までに手術を3回受けました。3回目の手術後、木村選手が真っ先に言った言葉は、「真っ暗だから電気を付けて。」つまり、手術をしたものの目が見えることはなく全盲になってしまいました。

しかしながら、木村選手は、小さい頃から体を動かすことが大好きで、お母さんは、水泳なら思いっきり体を動かしても怪我をしないじゃないかと考え木村選手をスイミングスクールに通わせました。そのことがきっかけで木村選手は水泳に打ち込む事になったのです。

さて、皆さん動画を見て、どんなことを感じましたか?

木村選手は、とてもうれしそうでしたね。表彰台でマスクを外して泣いていましたね。目の見えない木村選手は、メダルの重さは感じられても、色は分からないわけです。金メダルをとった事を実感出来るのはなんなのか分かりますか?金メダルをとった事を唯一実感出来るのは、勝者のために流れる国歌演奏なのだそうです。場内に流れる「君が代」を聴いて、初めて自分は金メダルを取った事を実感したと言っていました。「登りつめたんだな。こ

んな日が来るなんて」と思ったそうです。そして木村選手は「僕にとって、見えない事は当たり前の環境、怖くもないし、不思議と感じた事がない、見えなくても人はこんなに強くなれる事を水泳で示したい。」とも言っていました。

今日は、パラリンピック木村敬一選手の話をしました。

9月6日「オリンピック スカイ・ブラウン」

さて、明日は昔の暦でいうと「白露」。夏の盛りが過ぎ、少しずつ空気が冷えてきて草木に白い露ができるころです。そういえば、今は、朝晩秋の虫が鳴き、6時頃になると暗くなりました。秋雨前線の影響で肌寒い日も多いですね。少しずつ秋の気配を感じます。

 さて、皆さん、27、14、17、58

これは何の数だかわかりますか?これはオリンピックで日本がメダルを獲得した数です。

この数は日本最多の数です。

この夏休みは、みなさんもテレビでオリンピックを観戦した人が多くいたことでしょう。オリンピックのあと開催されたパラリンピックは昨日で閉幕しましたね。

みなさんは、どの選手を応援しましたか?

オリンピックやパラリンピックの選手の挑む姿から大きな夢や憧れをもった人が多かったのではないでしょうか。

 

私からは、みなさんとそう年齢の変わらない13歳のイギリス最年少メダリスト、スカイ・ブラウンさんの紹介をします。

この選手は、スケードボード、女子パーク決勝で銅メダルを獲得しました。金メダルは、日本人四十住 さくら選手、銀メダルも日本人の開 心那選手でした。

スカイ選手は、イギリス人の父と日本人の母の間に生まれ、出身地は宮崎県。好きな食べ物は卵かけごはん。プロサーファーでもあるそうです。よく口にすることは、「男の子と同じ高さに跳んで、同じレベルの技を繰り出したい、『女子だからできない、女子だから無理』という考え方を変えたい」ということだそうです。

昨年5月には、練習中に空中でバランスを崩し、4メートルの高さから体を地面に打ち付けてしまいました。頭がい骨や、左手、左手首を骨折するなど、命の危険もあったそうです。その時は、「転ぶこともある。でも立ち上がることが大事」とメッセージを残しています。

そして、オリンピックの時は「自分を信じて踏み出そう、大きな夢をみよう」というメッセージを伝えています。スカイ選手の目標は、次の2024年パリ大会でスケートボードとサーフィンの2種目同時出場だそうです。

皆さんにも、この2学期は、みなさんも多くのことに挑戦して頑張ってほしいと思います。

9月1日「始業式の話」

2学期が始まりました。

長い夏休みでしたね。この休み中は、オリンピックがありましたね。テレビで観て、感動した人も多かったのではないでしょうか?今はパラリンピックが開催されていますね。人間の無限の可能性を感じ、すごいと思っている人も多くいることでしょう。

さて、一方でこの夏休みは、感染力が強いデルタ株が流行し、感染症にかからないように気を付けて生活していた人が多かったと思います。今日も、みんなに会いたいけど、学校に来ることが心配、不安という人もいたのではないでしょうか?

感染者が多い中で、学校が始まりました。1学期と同様に、コロナ感染症に気を付けながら生活することは、変わりませんが、先ほど話したように、今回流行しているコロナ感染症は、感染力が強いものです。ですから、感染しないように感染させないように更に気を付けて生活しなければなりません。

「密閉」、換気の悪い場所は避けること、「密集」、多くの人が集まるところには行かないこと、「密接」人と近づくこと、相手の顔の近くで話すことはやめること、この「3つの密」を避けながら生活しましょう。

そして、「3つのないの約束」、「手を洗うことを忘れない。」「マスクをとらない。」人との距離を置くようために「近づかない。」の約束をしっかり、守りましょう。マスクも、友達に飛沫が飛ばないように、友達の飛沫が入ってこないように、鼻、口の両方をしっかり覆うことが大切です。

しかしながら、息苦しくなったり、暑くなったりしたときは、我慢しないで、先生に話をしてマスクを外しましょう。先生から「マスクをとってもいいですよ。」と言われた時は、外しても構いません。

このように感染しないために、どれだけ気をつけてもウイルスに感染してしまうこともあります。

もし、具合が悪くなったら我慢せず、すぐに周りにいる先生方に伝えてください。コロナに感染しても、すぐに対応することで早く回復したり、他の人が感染することを防いだりすることができます。

 また、先生たちが判断した上で、皆さん自身は大丈夫だと思っていても、保健室で様子を見させてもらうこともあるかもしれません。

 ウイルスを広げないために、そして皆さん自身を守るために、先生方も全力で取り組みますので理解してください。ウイルスに気をつけながら、工夫してたのしい生活を2学期も続けましょう。何か心配なことがあれば、一人で悩まず担任の先生やスクールカウンセラーの先生に相談してください。

 今日はもう一つ話があります。今日9月1日は、東京で大震災が起きた日です。ですから今日は、「防災の日」です。今から98年前、大正12年の9月1日、お昼頃に発生しました。昼食時だったため、多くの家庭で火を使って料理をしていたので、あちらこちらで火災が発生し、東京では3日間に渡って燃えつづけました。日比谷、銀座、日本橋、浅草、上野を焼き尽くしました。この時の死者は10万人以上だといわれています。

東京に、また大きな地震が来ると言われています。更に近頃は、雨が多く降り、今年も日本各地で土砂災害も起きています。

常日頃の避難訓練はまじめにすることはもちろんですが、お家の人と、もう一度大きな地震が来たら家族でどこに集まるか2カ所、大雨や台風に備えて、ハザードマップも確認しておきましょう。 それでは、2学期も元気に過ごしましょう。

7月21日「1学期終業式の話」

 明日からいよいよ夏休みです。

 23日(金)からは、いよいよオリンピックが始まります。

 今年の夏休みは、緊急事態宣言下で思うように、旅行に行ったり、ご飯をみんなで食べに行ったりすることは出来ませんが、オリンピック・パラリンピックが開催されます。これもテレビでの観戦しか許されていませんが、おうちの中で応援することは出来ます。日本人の活躍に期待することももちろんですが、世界中の選手の最高の競技、演技が観られます。このオリンピック・パラリンピックの事を自由研究にしてもいいですね。

 さて、皆さん、皆さんは、この1学期をどのように過ごしましたか。友達と仲良く過ごせましたか。勉強はしっかりできましたか。自分を振り返ってみましょう。そして2学期、良いスタートが切れるように、勉強で遅れをとっている人は、この夏休みしっかり勉強してください。

それでは、1年生立ってください。

1年生は、入学したばかりのころは、出来なかったことが今ではずいぶんと出来るようになりましたね。

学校にきて、ランドセルの中身を机の中に入れ、ランドセルを自分のロッカーにしまう。このこと一つの事でも、今は簡単に出来る事だけれど、はじめの頃は、6年生のお兄さん、お姉さんに教えてもらいましたね。

 ひらがな、カタカナ、足し算、引き算も出来るようになりました。

ありまんピックの表現では元気いっぱいに踊る事も出来きました。たくさんの事が出来るようになった1年生、頑張りました。

 2年生立ってください。

2年生は、1年生が入ってきて本当にお兄さん、お姉さんになりましたね。

学校探検では、自分たちが調べた学校の事を、1年生にわかりやすく教えていました。ありまんピックの踊りも難しいステップをよく覚えたと感心しました。席を立たず、落ち着いて学習に取組んでいる姿がとてもうれしく思っています。給食もほとんど完食しています。2年生、頑張りました。

 3年生立ってください。

3年生は4クラスありますが、そのうち3クラスは、有馬小に転入してきた先生方でした。有馬小の事をよく分からない先生方に、優しく教えている子が多くいて感心していました。ありまんピックでの表現では、息をそろえてプラッグを振り、とてもきれいな演技を見せてくれました。

芋苗遠足も楽しかったですね。

3年生頑張りました。

 4年生立ってください。

4年生は、クラブが始まりました。5.6年生のお兄さん、お姉さんと楽しそうに活動している姿に成長を感じました。ありまんピックの表現では一人一人縄跳びの演技を披露してくれ、練習をたくさんしたのだろうと感じました。お習字の時間もとても静かに真剣に取組んでいます。何事も一生懸命、真面目に取組む姿勢はこれからも続けてほしいと思います。

5年生は、高学年の仲間入り、委員会活動も始まり、6年生を助ける立場として協力して活動をしている姿に感心しています。ありまんピックの演技も息をそろえて協力していました。縦割り班活動でも2年生に優しく声をかけていました。5年生は力を蓄えて6年生、最高学年になる準備をするときです。一人一人真面目に課題に取組むよさを失わずに2学期も頑張ってほしいです。

6年生は、最高学年として、入学した1年生のお世話や、ありまんピックではリーダーシップを発揮し、会を盛り上げてくれました。リーダーとしての多くのことが求められていますが、しっかりと真面目に取組もうとする姿に感心しています。ありまんピックの演技はさすが6年生というお手本になる演技を披露してくれました。2学期も最高学年としての活躍が期待されています。よろしくお願いします。

では、夏休みが始まります。去年に引き続き、我慢が必要な夏休みになりますが、それぞれ目標をしっかり持って力を蓄える夏休みにしてほしいと思います。

 病気、けが、交通事故に遭わないように過ごしてください。

7月12日・13日「ロバを売りに行く親子」「大谷翔平選手」

今日は、イソップ童話の「ロバを売りに行く親子」のお話をします。

昔、ある貧しい親子がお金をつくるために大切していたロバを町に売りに出かけました。最初親子はロバを手綱につけてロバを引いて歩いて行きました。その親子を見た人が「間抜けな親子だ。ロバに乗って行けばいいのに。」と言ったので、なるほどと思って、息子をロバに乗せて歩いて行きました。

  しばらく行くと通りの人が「年老いた親を歩かせるなんて親不孝な子どもだ。」と言うので、なるほどと思って、子どもをおろして今度は親がロバに乗って歩いて行きました。

 また、しばらく行くと、通りの人が「子どもを歩かして親がロバに乗るなんて子どもがかわいそう。」と言いました。なるほどそうだと考えて、今度はロバに二人が乗りました。

 さらに、しばらく行くとまた、通りの人が、「小さなロバに人間が二人も乗るなんてロバがかわいそう。」と言うのでそれもそうだと思い、ロバを二人で担ぎました。    

 担いで行くと、町の入り口の橋のところでロバが苦しがって暴れ、ロバは川の中に落ちてしまい、死んでしまいました。ロバを売ることができなくなったというお話です。

 このお話を聞いてどう思いますか。

この親子は人の言いなりにばかりなって、自分の考えを持たなかったために、大切にしていたロバを失ってしまったのです。

 さて、アメリカに渡って大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の話です。大谷翔平選手は、皆さんも知っているように大活躍をしています。ホームランも33本も打ち、日本選手最多の記録を更新しています。大谷選手は、子どもの頃から野球選手になることが夢で、今でも二刀流、ピッチャーと打者として活躍しています。

岩手県花巻東高校出身、先輩には憧れの菊池雄星選手がいました。この素晴らしい先輩を超えようと高校生の頃から大リーガーになろうと努力し続けました。プロ野球選手になってからは、多くの野球の専門家の人たちから二刀流をやめてどちらか一つにすればと言われ続けていました。アメリカに渡って、肘を痛めて手術をしたときも、打者に打ち込めばと多くの人たちから、アドバイスを受けました。しかし、自分のスタイルを崩すことなく、今の活躍に至っています。大谷選手は、試合をしていないときも野球の事だけを考え、研究し、練習に打ち込んでいるそうです。自分が何をしたいか、自分はそのために何をすべきか、うまくいかなかった時は、解決するための方法をまた考える。明確な自分の目標をもって努力しているのです。

 ぜひ、自分の頭で考えて、自分で判断すること、自分の事は、自分で決め、そのための努力を惜しまない人になってほしいです。ロバを売りに行く親子のようにならないでほしいと思います。

7月5日・6日「スイカ」

今スーパーへ行くと、スイカが並んでしますね。私はそのスイカを見るたびに思い出す忘れられない小学校の頃の思い出を2つ話します。

 私は、6月の後半生まれで、小学校の頃は、誕生日会を開いてもらっていました。

母親が誕生会の時に何を出すか、私に聞いてきました。

私は、「スイカ」と答えました。私の小学校の頃は、「スイカ」は今でこそスーパーにたくさん並んでいますが、この6月は、まだまだ手に入りづらく、買ったとしても本当に高価なものでした。だから友だちが、誕生日会でスイカが出たことにまずは、驚いて、喜んでくれたことが自慢でした。でも子どもの誕生日会で、親が多少無理をしても、子どもが、喜んでくれることをするには当たり前と思っていたので「ありがとう」と言わずじまいでした。

 

 もう一つのスイカの思い出です。

夏、母親にお寺にお参りに行くから一緒に来るようにと言われました。暑い日だったので私は、行きたくありませんでした。母親はお寺さんへの手土産に「スイカ」を用意していました。大玉でいかにも重そうです。お寺さんまでは坂道を登らなければなりません。私は、もともと行きたくなかったので、渋々と母の後をついて行きました。反発したのでしょう。重そうに持つ母親に「一緒に持つよ。」となかなか言えませんでした。

 ところがその日は、本当に暑い日で、汗で手が滑りやすく母親は何度も右手と左手を交代させながら重そうにスイカをもっていたのです。そんな姿を見るとだんだん気の毒になってしましました。「一緒に持つよ。」と一言、言えばよいのにそれがなかなか言えません。

お寺が近くに見えてきました。その時になって初めて、母に声をかけることができました。

母親は嬉しそうに「ありがとう」と言ってくれました。

2人で持ってもスイカは重く指が痛かったこと、そして何よりうれしそうな母の顔が忘れられません。

 自分の誕生日で「ありがとう」と言えなかった事、母に「ありがとう」と言われてうれしかったこと、そしてもっと早くスイカを持ってあげればよかったこと、スイカを見るたびにこの2つの思い出がよみがえります。

6月28日・29日「こんな時どうしますか」

こんな時どうしますか?

  掃除の時間です。たまったごみを、最後にごみを集める場所に捨てに行く事になりました。当番だったAさんがゴミ箱をもって行こうとするとBさんが、「Aは行かなくていいよ。」といいました。そしてCさんに向かって、「C、お前が行けよ」と言ってCさんにゴミ箱を押しつけました。

  学級にいるAさんは、頼りなさそうで、冗談を言って周りを笑わせ、何を言われてもニヤニヤ笑っています。自分からあまり意見も言いません。AさんはBさんのグループといつも一緒でした。休み時間遊ぶのも、トイレに行くのもです。Bさんは、学級の皆の前でもAさんをからかったり、命令したりしています。学級の中では、Bさんと一緒にAさんをからかって笑う人まで出てきました。ほとんどの人も何も言わず、一緒に笑っていました。Bさんは、周りの友達に、いつも「Aが遊ぼうと言うから、一緒に遊んでやっているだけだし、Aだっていつも笑っているじゃないか」と言っています。

  Aさんは、活発で運動が好きなのでいつも男の子たちと元気に遊んでいました。学級の女の子の中にはいつも男の子と仲よく遊ぶAさんをよく思わないBさんがいました。Bさんは、「Aさんのことをどう思う?」とよくAさんのことを女の子の前で話題にし、仲のよい女の子とよくヒソヒソと悪口をいうようになりました。ある日いつものようにAさんが、20分休み教室に戻るとBさんのグループの子が皆でAさんをにらむのを見てしまいました。 

  Aさんは、だらしなく、いつもシャツを出しっぱなしにしていたり、汗をかいても拭いたりすることがありません。ある日、給食の配膳の時、Aさんが牛乳を配る事になりました。Bさんは、Aさんに「汚いから配るな。自分でもっていくから、牛乳に触るな」と言いました。次に並んでいる子も、Aさんから手渡しで牛乳を受け取ろうとしません。Aさんは、悲しくなってその場で泣いてしまいました。Bさんは、「みんなが汚いって思っているから、僕が代表して言っただけ」と言っています。本当にそうでしょうか?

  A さんは、Bさんグリープにグループラインに誘われました。はじめのうちは、宿題や持っていくものの確認だったのですがいつの間にか、一日に5回も6回もラインが送られてくるようになり、早く既読しないと思い、いつもスマホを気にするようになりました。そうしているうちに「Cさんの事どう思う?」のラインが送られてきました。Cさんの事をなんとも思わなかったAさんは、他の子が「ウザい」「嫌い」」と書き込んでいるのに反応しませんでした。次の日からAさんがラインを送っても既読になりませんでした。

皆さんは、この話を聞いてどう思いましたか?友達がやり過ぎだと思っていても、友達が傷つけることをしていると思っても、見て見ぬ振りをしている人はいませんか?

気になることがあったら、迷っていないで是非担任の先生や、近くの大人の人に相談してみてください。気になることがあったらこの後のいじめアンケートに記入してもいいです。

6月22日(火)4・5・6年生「看脚下」

 今から約900年前の中国で、法演というお坊さんが、闇夜に3人の弟子を連れていきました。突然、提灯の明かりが消えてあたりは真っ暗になりました。その時、そのお坊さんが言った言葉が「看脚下」だったのです。漢字を見れば分かりますね。「足元を見よ」という事です。暗い夜道で突然、明かりが消えたならば、まず今ここでなすべき事は何か。それは余計なことは考えずに、つまずかないように足元をよくみて気を付けて歩きなさい。という事です。この闇夜とは、「思いもよらない突然の災難」とも受け取れます。この先、どう切り抜けていけばいいか分からない、目の前が真っ暗な状態だとしたら、自分の現状を理解して、これ以上の災難にならないようにだけ、神経を使いましょう。という事です。

 更に言えば、皆さんも思い通りにいかないときや、失敗したとき「自分は今、どんな場所に立っているのか」を冷静に見つめることが大切です。失敗したり、うまくいかなかったしたとき、落ち込んだり、泣いたり、人のせいにしたりする前に自分のやったことや周囲の状況を謙虚に見つめ、まず自分の足元から正していく事を心がけることが大切なのです。未熟である自分に気づき、何が悪かったか発見する。と言うことです。

 一方、別な方向からこの言葉を考えると、「履き物を乱雑に脱ぎ捨てることはないように。」という意味にも捉えることが出来ます。自分の履き物は自分でそろえる。人に履き物を出してもらったり、そろえてもらったり、するような人にはならないという意味でもあります。

 雨が多くなり、足元に気を付けて生活しなければならない日々です。足元をみる機会も多くなるはずです。サザエさんがくつとサンダルを別々に履いているときは、慌てている時です。足元をしっかり見て、自分の行動をしっかり振り返って生活してほしいです。

6月21日(月)1・2・3年生「足元」

今日は夏至です。昼間の長さが一年で一番長い日です。

さて、梅雨が始まり、廊下など足元は滑りやすくなりました。水泳も始まり、プールサイドも滑りやすいです。足元をしっかり見て暮らす日が多くなりました。

ところで、担任の先生は、朝、健康観察をして、学級のみんなが元気かどうか、観察していますね。私も実は、みんなを観察しています。

それは、靴箱です。昇降口の靴箱の靴のかかとがきちんとそろえて入っていると、「落ち着いて生活しているな。」とか「しっかり生活しようとしているな。」と思うけれど、反対に乱暴に入っていると「家でなにかいやなことがあったのかな。」「あわてる事があるのかな。」と思います。靴のかかとをきちんとそろえる事はあたりまえの事ですが、あたりまえの事とはいえ、見て気持ちがいいし、何より、みんながきっと落ち着いて生活しているのだろうと安心します。

でも気持ちが焦っていたり、怒っていたりすると、靴をしっかりそろえることがなかなか難しくなります。

皆さんは、おうちで靴を脱ぐときはどうですか?靴をそろえてますか?おうちの人に乱暴に脱ぎ捨てたとき靴をそろえるようにと言われたことはありませんか?

靴をしっかりそろえてる子をみるとおうちでしっかりしつけられているのだろうと感心します。逆に靴を脱ぎ捨ててしまう子は、ランドセルも放り投げたり、筆箱の使い方の荒かったりと生活すべてにおいて乱暴な事が多いようです。足元の仕草が人柄に出るのです。靴のかかとを常に踏んでいる人も、落ち着かない、荒れている、慌てている人が多いようです。

たかが靴一つのはき方、扱い方でその人が分かるのです。

もう一つ、皆さんは、上履きを自分で洗っていますか?洗っていない上履きを何週間も履いている人も気にかかります。このような人は、身の回りの事も無頓着で清潔なことに関心がない人に多いようです。中には、おうちの人が洗ってくれないという人もいるかもしれませんが、上履きは自分で洗いましょう。足元に気を付ける人になってほしいと思います。

6月14日(月)・15日(火)「ハレの日・ケの日」

ありまんピックファイナルでは、皆さんの真剣な演技を見ることが出来て、とても感動しました。真剣に打ち込む事は、成長に繋がります。皆さんの頑張りや、成長した姿を見ることが出来てとてもうれしく感じました。

ありまんピックを通して、今もっている自分の力を出し切り、自分の頑張りだけでなく、共にがんばってきたたくさんの友達の存在もしりましたね。みんなで力を合わせて一つのものを作り上げる達成感ももった事でしょう。負けることの悔しさを実感した人はそれを次のがんばりに繋げてほしいと思います。緊張して本番に臨む「真剣勝負」は、自分をたくましく、そして自分を知ることにもなります。だからこそ、次の一歩になることを信じています。

さて、古来より、日本人は、普段通りの日常を「ケ」の日、祭礼や年中行事等を行う日を「ハレ」の日と日常と非日常を使い分けていました。

昔のお百姓さんは、日常の苦しい農作業があっても、普段とは違う祭礼や儀式の時に、普段着とは異なる服(晴れ着)を身に付け、普段とは違う特別な料理(赤飯、尾頭付きの鯛、白米等)を食べることで、この「ハレの日」を励みにがんばれたそうです。単調な毎日を地道に過ごしたからこそ「ハレの日」を楽しみにしていたわけです。

となれば、「ありまんピック」は学校にとってまさに「ハレの日」、非日常でした。「ケ」の日で培ってきた自分の力を発揮するときでした。

そしてありまんピックが終わって皆さんは、日常の「ケ」の日に戻ります。普段の生活に戻り、チャイムに沿った生活をし、決まった授業を積み重ねます。まさに力を蓄える時です。地道に過ごす日々だからこそ、自分に向き合い、自分のめあてをもって取り組んでほしいものです。例えば、4月から本を読んでいないと思ったら「毎日本を30分読む」とか、体力がないと思ったら「毎日なわとびを100回する」とかです。そういえば、どこかで「毎日行うことを3日続けると生活にリズムが出てきて、3週間続けると、手応えや自信が生まれ、3か月続けると、生活の一部になる」ということを聞いたことがあります。

季節は「梅雨」です。じっくりと、勉強に、読書に、自分の好きなことに取り組んでほしいものです。

そして、「ハレの日」に自分の力が十分に発揮できるように、日常の一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。

5月31日(月)・6月1日(火)「梅雨の季節」

緊急事態宣言が6月20日まで延びました。子どもにも感染しやすい変異株が流行し始めています。ありまんピックの練習で疲れが出ている人もいるかもしれません。朝起きて、熱があったり、おなか痛かったり、いつもとは違う体調の時は、しっかりおうちの人に伝えましょう。無理をしないで学校を休み、体調が整ったら学校にきましょう。さて、今週の土曜日はありまんピックFINALですね。皆さんが一生懸命練習した成果を観ることを楽しみにしています。そして、6月です。、梅雨入りも間近です。「梅雨」とは梅の雨と書きますが、梅の実が熟するころに降る雨なのでこのように言われるようになったといいます。

農家の人にとっては、田植えをした後のたっぷり降る雨は稲の生長に欠かせない恵みの雨です。

「晴耕雨読」という言葉があります。晴れている日は、しっかりと畑を耕し、雨の降る日は静かに本を読んで過ごすという意味です。「自然に逆らわず、その日の天候に従って過ごしましょう。」ということです。皆さんも晴れた日は、太陽を浴びて外でしっかり遊びましょう。そうすると骨も強くなるし、体も丈夫になります。しかし、雨の日は、静かに雨の日ならではの過ごし方をしましょう。雨の日は是非、本を読んでほしいと思います。また、雨の日に廊下で思いっきり走っている人を見かけます。廊下は湿っていて滑りやすくなっています。「晴耕雨読」その日の天候にあった生活をしたいものです。そして6月4日から10日までは、虫歯予防デーです。虫歯にならないように養護の吉田先生から今日は歯についてお話をしていただきます。

5月24日(月)・25日(火)「スーパームーンの皆既月食」

ありまんピックでの競技、表現運動の練習と頑張っていますね。疲れが出ている人もいるかもしれません。しっかり寝て、しっかり食べて、疲れを残さないようにしてほしいと思います。そのためには、「早寝、早起き、朝ご飯」を心がけましょう。

さて、今週の26日(水)この写真のような月が、晴れていれば東京の南東の方に観られます。

「スーパームーンの皆既月食」です。

スーパームーンとは満月の中での今年、一番大きく、輝いて見える満月の事です。つまり今回の満月は、地球に最も近い満月で、地球から遠い満月と比べると15%くらい大きく見えて、約30%輝いて見えると言われています。

そのスーパームーンが皆既月食になります。これは3年ぶりのことだそうです。

皆既月食とは、満月が地球の影にすっぽりと隠れ、赤銅色に光ってみえるという天体現象です。26日の夜に、午後6時44分ごろから月食が始まり、欠ける割合は徐々に増え、午後8時9分ごろから約20分間、南東の空に皆既月食が、見えます。普段とは違う幻想的なお月様の姿をみることができます。次回、スーパームーンで皆既月食になるのは12年後の2033年10月8日だそうです。ですから、晴れていたら是非26日(水)8時ごろから見てほしいと思います。

 さて、この皆既月食は、めったに見られない天体ショーですが、しかし、天文学が今のように発達していなかった古代では、多くの地域で皆既月食がはじまると「赤くなった月」を見て、「世界の混乱や危機の訪れ」を表していると考えられ、人々はそれを防ぐために祈りを捧げていました。たとえば古代のインカ帝国(今のペルー、ボリビア等)では、ジャガーが月を襲ったために月が血のように赤色に染まっていくと考えられました。そして、インカの人々は、「月を襲ったジャガーが今度は地上に降りてくると考え、槍を外に向けて振り上げたり、犬に遠吠えをさせてジャガーを追い払おうとしました。ジャガーは古代のインカ人にとっては神として崇めていた存在。そのジャガーが月を襲うほど怒ったと考え、とんでもない災いが机上にも来ると恐れたのかもしれません。

 では26日、楽しみにしてほしいと思います。

5月17日(月)・18日(火)「ちょっとしたことで未来は変わる」

 のび太がしずかちゃんと結婚する未来を確認したあと、再び未来に行ってみると、なんと今度はジャイ子と結婚していました。衝撃を受けるのび太に対して、ドラえもんは、「ちょっとしたことで未来はどんどん変わる」と言います。日々の小さなことも必ず、未来につながっているということです。

 さて、みなさんは、SDGs、エスディージーズという言葉を聞いたことがありますか?持続可能な開発目標、人間が地球でずっと暮らしていけるような世界をつくるための目標、ということです。

 今、世界は、コロナで大変なことになっていますが、ほかにも危機的状況になっていることがたくさんあります。貧困や紛争、テロ、温暖化、気候変動、資源もどんどんなくなっています。つまりこのままではいつしか人間が地球に住めなくなってしまうもしれないのです。このような状況に危機感をもった世界のリーダーたちが集まって、世界が抱える課題を整理し、解決策を考えました。それが、SDGsには17の目標があります。たとえば、「貧困・飢餓をなくそう」という目標がありますが、世界では 8億2000万以上の人たちが食べるものが無くなって栄養不良に陥っています。年間540万人の子供たちが5歳の誕生日を迎えるまでに命を落としています。「質の高い教育をみんなに」という目標では、紛争下で暮らす約2700万人の子供たちは、学校に通えていません。

 では、みなさんが、SDGsを意識して地球の環境を守る簡単にできることはなんでしょう。水を無駄にしないこと、部屋の電気を消すこと、ご飯を残さず食べること、エコバックを使うこと、紙のナプキンを使いすぎないことなど考えられます。服やおもちゃを譲る事等はすぐにできそうですね。

また、SDGsは「つくる責任、使う責任」の目標が掲げられています。

有馬小学校の昨年の残菜、給食の残りは1日平均30キロ、1年だとなんと6トンになりました。これは、この目標になかなか達していないということです。食べられるのに捨ててしまうことを食品ロスと言います、捨てられた食品はごみになるのです。

 この写真を見てください。みんなが残した給食の量です。もったいないですね。これはただ捨てられます。少しでも食べること、食べられる分だけの量をとる事必要ですね。

一人一人がちょっとした事を気を付けると、この地球にずっと住めます。住みよい地球になります。ちょっとしたことで未来はどんどん変わります。今出来る地球にやさしいことを心掛けましょう。

5月10日(月)・11日(火)「不思議駄菓子屋 銭天堂」

5月になりました。緊急事態宣言が31日まで延長されました。6月5日(土)にはありまんピックでの表現運動と選抜リレーをおうちの人に見てもらいます。練習が本格的に始まりますね。しっかりと練習して、練習の成果を当日おうちの方に披露してもらいたいと思います。

また、ありマンピックでは、紅白に分かれて、短距離走、玉入れ、学級リレー、選抜リレーの得点で競い合います。今週にも自分が赤組か白組か発表があると思います。今年は赤組が勝つか白が勝つか楽しみですね。

 さて、ゴールディンウイーク皆さんは、どのように過ごしましたか。私は、この休みは、校長室においてある本、「ふしぎ駄菓子屋、銭天堂」」という本を読みました。1.2年生にはちょっとまだ難しいと思う本ですが、3年生以上なら読める本です。今日はその本のことを紹介します。

駄菓子屋、銭天堂の駄菓子を買ってそれを食べると、不幸にも幸せにもなれるというお話がたくさん載っています。今日はその一つ「ウルフ饅頭」というお話をします。

主人公の洋介は気の弱い、いじめられっ子でした。雄太といういじめっ子にいつもいじめられていて、おこずかいやゲーム、マンガ本を奪われていました。ところがこの雄太がある日突然おとなしくなりました。洋介はもういじめられないと喜んだのですが、今度は別のグーループの三人組にいじめられるようになりました。学校にも行きたくありません。  洋介はそんな時に細い路地に迷い込み、「銭天堂」という駄菓子屋を見つけました。たくさんの駄菓子が置いてありましたが、洋介は、その中の「ウルフ饅頭」が気に入って、たった1円で買いました。店番をしているおばさんは、洋介に「ウルフ饅頭の力は、強さ、強さとは、正義にもなるし、悪にもなる。自分はどちらになりたいのかよく考えるように。そして食べる時は包み紙をよく読むように。」といってウルフ饅頭を渡しました。洋介は早速、ウルフ饅頭を食べました。すると、力がみなぎってきました。あっという間に学校に着きました。下駄箱の前でいじめっ子グループが待ち構えていたけれど、少しも怖くありません。言いがかりをつけてきた3人組みをあっという間に殴り倒したのです。洋介は凶暴になった自分が嬉しくてなりません。その次の日から洋介の毎日は一変して、いじめられることはなくなったのですが、自分が今までひどいことをされていた分、今度は自分がやられたことをそっくりいじめっ子の3人に返していったのです。そして、ずっと自分をいじめていた雄太を呼び出して仕返しもしました。すると洋介の体に変化が起きて、オオカミの毛が体中に生えてきたのです。牙まで生えてきました。洋介は、全身が毛だらけ、牙になった姿で、思わず、学校を飛びだしました。

学校を出て、誰かを殴り倒して、気絶させたいと思い、物陰に隠れました、襲いかろうとしたのはなんとあの駄菓子屋のおばさんでした。おばさんは、洋介を地面たたきつけました。洋介は、おばさんに「僕は悪いことはしていません。やられたことをただやり返しただけだから。悪いのは最初にいじめたあいつらだ。」とおばさんに訴えます。そしておばさんにどうしたらもとにもどれるか聞きます。すると駄菓子屋のおばさんは、洋介に「でもあなたは、やられたこと以上のことをしたのではありませんか?いつしかいじめっ子をいじめることを楽しんでいたのではありませんか?いじめっ子と同じレベルに堕ちたんですね。もとにもどりたかったら、包み紙に書いているようになりたい自分を口に出して言いなさい。」と言われました。洋介はやっと自分の力で強い人間、困っている人を

助けられる人間になりたいと思い、それを口に出して言うことでようやく、元の人間にもどれました。という話です。さあ、この話を聞いてどう思いましたか?みんなの世界にも暴力をふるう子がいて、それをやり返す子がいますね。暴力では何も解決しないことを教えてくれているようです。この銭天堂の本は、図書室にもありますが校長室にもあります。読みたい人には貸しますので言ってください。

4月26日(月)・27日(火)「開校記念日」

3度目の緊急事態宣言が出ました。今週の土曜日は、5月1日、5月が始まります。また、ゴールデンウイークも始まります。この1ヶ月、新しい学年が始まって、疲れている人もいると思います。感染をしないように、ゆっくりと過ごしてほしいと思います。また、この1ヶ月を振り返り、復習や足りなかった勉強をしっかりしてほしいと思います。

さて、今週の土曜日は、5月1日と話しましたが、5月1日は、どういう日だったか、覚えていますか?

有馬小学校が開校した日、開校記念日です。今から148年前に有馬小学校ができました。

明治6年に誕生しました。東京では、6番目にできた、大変歴史の長い、伝統のある学校です。

そして、有馬小学校は、公立の小学校の中では、個人の名前が付けられている大変珍しい学校です。理由は、「有馬さん」という苗字の人が学校を建てるためにたくさんのお金を寄付してくださったので「有馬」小学校になったのです。

この「有馬さん」学校の近くに住んでいます。

そう「水天宮」の宮司さんは「有馬」さんです・

 今日は、どのようにして水天宮、有馬小学校が誕生したかお話します。

水天宮は、安産の神様として広く知られている神社ですが、その水天宮の本宮は北九州の久留米藩にありました。第9代目の有馬様が、北九州の久留米から江戸に出てきて、有馬家の屋敷に神として祀ったのがそのはじまりでした。江戸時代のことですが、当時、有馬家の神様にお参りすると、安産になるといううわさが江戸の街中に流れ、有馬家の塀越しに賽銭を投げこむ人が後を絶ちませんでした。そこで、有馬様は、屋敷を開放して神社、水天宮を作ったのです。

明治5年になると、日本で初めての学校制度が出来ました。それまでは、学校というものがなくて、小さな塾で一人か二人の先生が、子どもたちに普段の生活で役に立つ勉強を教えていました。この有馬小学校の近くにも9つ位あったと言われています。当時の人達は、立派な国にするためには、学校を作り、教育をみんなに広めることが大切だと考えました。

明治6年、第11代有馬様の時代に、この地域に大きな塾が出来ました。生徒は30人ほどでした。この塾が後の有馬小学校になります。この時、第11代有馬様が、この塾の開校を大変喜び、学校を作るお金として、今のお金にすると4千5百万ぐらいと毎月140万円ぐらいを寄付してくれました。そこで有馬様がたくさん寄付してくれたので、「有馬小学校」と名付けられたのです。ですから、校歌の2番目、水にゆかりのその名も清くは、水天宮のことを指しているのです。

 それから、148年という年月が経ちました。

 その間には、関東大震災では、校舎が消失、第二次世界大戦では、集団疎開もしました。

多くの困難があって今の有馬小学校があります。有馬小学校には、4代にわたって有馬小学校を卒業した方もいると聞きます。伝統のある学校に通っていることに誇りをもち、みなさんもこの有馬小学校で、たくさん勉強し、友達と仲良く過ごし、有馬小学校をますますよい学校にしてほしいと思います。

4月20日(火)「聞く」「訊く」「聴く」〔4年生~6年生〕

有馬小7つの約束の2つ目に「先生や友達の話を最後まできく。」という約束があります。

 よく見ると「きく」はひらがなになっています。

「きく」は、漢字によって、意味が少し違ってきます。

まず、みなさんがよく知っているのは、「聞く」です。この「聞く」とは、門の間から聞こえてくるという漢字です。「聞こえてくること」に注意を向けたり、それとなく周囲から情報を収集したりするための聞き方です。たとえば、災害にあった時、避難警報が鳴ります。まずは広くアンテナをはり、自分だけの判断にならないように、多くの情報を得るために情報を聞き、自分の身を守るための行動を決める時に「聞く」の漢字です。

次のきくは、「訊く」です。常用漢字、つまり一般に使われている漢字ではありませんが、

「訊く」とは、「事実」にきちんと向き合うために、事実関係をはっきりさせるために「訊く」ときに使う漢字です。たとえば、明らかにルールを破ったり、決まりを破ったり、友達同士のトラブルが起きたときに、先生方があなたたちに事実はどうだったか訊くときに使う漢字です。

そして最後は「聴く」です。

話を聴くと言う事は、話が聞こえてくるのではなくて、相手が何を言っているか聴こう、内容を理解しようとする事です。この「聴く」はよく見てください。耳と目と心が隠れています。つまり「聴く」ということは、耳と目と心で聴くことです。ですから、自然と、態度や表情に表れてきます。相手の目を見たり、体を向けたりします。例えば相手が「絶対やらない」と言っていても、本当は「やりたいんだなあ」という言葉通りでないことも「聴く」ことが身に付くと相手の気持ちが分かるようになります。

この「聴く」を使っている言葉に「聴診器」があります。お医者さんが耳で、患者の体の様子を聴く道具です。お医者さんは、聴診器を当てて体のどこかに異常はないか、おかしいところはないか、注意深く聴いて診断する訳です。皆さんも、今年は是非、人の話を聴いてください。

そうすると、自分と違っている意見を知ったり、相手の伝えたい事がよくわかったりします。

是非、「話を聴く」姿勢を身につけましょう。しっかり話を聴く子になってほしいと思います。

4月19日(月)「メリーさんの羊」〔1年生~3年生〕

有馬小学校には、子羊がいます。どこにいるか分かりますか?

学校の正門にある子羊です。

この羊のオブジェには「メリーさんの子羊」という題名がついています。皆さん気がつきましたか?

みなさんは、「メリーさんの羊」の歌を知っていますか?

 この歌詞は、1800年ころ今から200年以上前にアメリカで本当にあったことを歌詞にしたそうです。この歌は8番まであります。歌詞の内容はこのような内容です。

小学生だったメリーちゃんは、雪のように白くてちっちゃい子供の羊を飼っていました。彼女の家で子羊は2匹生まれましたが、母羊は一匹の面倒を見ようとしません。そこでもう一匹の世話はメリーちゃんがすることになりました。メリーちゃんは、この子羊にご飯をたべさせ、毛をとかし、時には赤いリボンをつけてあげることもしました。二人は、とても仲良しで、子羊はメリーちゃんの行く後をどこでもちょこちょこついて歩きました。

ある日、子羊は、メリーちゃんが学校へ行く後をついて行ってしまします。学校のお友達は、突然、かわいい子羊に大はしゃぎしました。

一方、先生はカンカンで、子羊を追い出そうと追いかけ回しますが、メリーちゃんの後を離れたくない子羊は教室の近くでウロウロしています。授業が終わってメリーちゃんが出てくるのをじっと待ち続けました。

メリーちゃんといたがる子羊を見て、ある生徒が先生に尋ねました。「先生、なんであのちっちゃい羊はメリーちゃんが好きなの?」先生は答えました。「だって、メリーちゃんもあのちっちゃい羊が大好きだからよ。」

というお話です。

学校の玄関の、あのオブジェは羊がじっとメリーちゃんを待っている姿なのですね。

さてみなさんは、大好きな友達がいますか?不思議な位自分が好きだと思うと、相手も好きになってくれます。自然に相手に優しく声を掛けたり、一緒に遊ぶことが出来たりするからでしょう。反対に自分が嫌いだと思うと、それは相手に通じて、言葉がきつくなったり、いやな事を言ったりするのでいつまでも仲よくなれないものです。みなさんには、多くの友達を大好きになってほしいです。

「メリーさんの羊」の お話を終わります。

4月12日(月)「天国と地獄」

コロナ感染症が増加しています。今年度も「3ない」「マスクをはずなさい」「近寄らない」「手を洗うのを忘れない」の約束をまもって、感染しないように気をつけてください。

さて、1年生129名が入学してきました。1年生は4クラス、今年度は1年生と3年生が4クラスで後の学年は3クラス。全校児童665人での出発です。1年生立ってください。1年生です。皆さん1年生が困っていたら親切に、優しく教えてください。

今日は、天国と地獄のお話をします。

ある人が地獄に案内されました。

そこには、大きな丸いテーブルがあり、テーブルの上には、おいしそうなごちそうが一杯のっていました。

そのテーブルを囲んで地獄にいる人が座っていました。椅子に体を縛りつけられて、両腕には1メートル近い長いスプーン、フォークが縛りつけられていました。

 ですから、せっかくのごちそうを口に入れることが出来ず、食べ物は散らかり放題、みんなイライラして怒鳴り合っていたそうです。

もちろん食べることが出来ないので、どの人も骨と皮ばかりにやせていました。

次に天国に案内されました。するとびっくりすることに、天国も丸いテーブルがあって、そこには、地獄と同じようにごちそうが並べられていて、天国の人も同じように体を椅子に縛りつけられて、両腕には同じように1メートル近い長いスプーン、フォークが縛りつけられていました。

 でも地獄の人と違っていたことは、みんなにこにこしていて、太っていて幸せそうだったのです。

 なぜでしょう?

 よく見ると天国の人は、スプーン、フォークでとったものを口の届く相手に向かって差し出してしたのです。食べさせていたのです。「ありがとう」「はい、どうぞ」と言いながら。どうでしょう。天国と地獄はそこに住む人たちで天国にも地獄にもなり得る訳です。

 さて、みんなのクラスやこの有馬小学校も天国のようにみんながにこにこするか、地獄のように怒鳴り合うか、そこにいるひとりひとりにかかってくるのです。地獄にいた人のように、自分だけ食べること、つまり自分のことだけ考えるとクラスや学校はよくなりません。友達のことを考えて、お互いが協力し合うと、天国のようなクラスや学校になれると思います。みんなで協力して、友だちのことを考えて、よい学校、クラスにしてほしいと思います。