2月3日(金)鬼ヶ島ランド

年長組が、12月に小学校の5年生に「ひさまつり」に招待してもらいました。

そこでの経験から今度は、自分たちも年中さんと年少さんが遊べるところをつくりたい、という思いをもち、グループで遊びを考えることにしました。

豆まきの季節ということもあり、「鬼」をテーマにして「鬼ヶ島ランド」をつくることにしました。

各グループ、設計図を描きながら相談・準備を進めてきました。

<鬼ヶ島ランドができるまで>

 「迷路の壁にするからダンボールがたくさん必要だね」 「みんなで力を合わせて、鬼の形を切り抜いたよ。どちらも使えそう。」   グループの友達と相談して作った設計図。遊びに必要なものを描きました。  「ここが弱いから、丈夫にしたほうがいいね」
「どうしたらいいかな」
 
「お客さんが来るから景品のメダルをたくさん作らなくちゃ。」 「色は何色にする?」自分たちで、色を混ぜて作りました。  段ボールカッターで切るのは難しかったけど、友達が支えてくれていたので、最後までできました。

「きれいな色にできたね。 たくさんできたね。」

「この上に鬼の顔を付けるんだよね。角も忘れずにね。」

出来上がるまでには、意見が食い違ったりうまく思いが伝わらなかったりで、作業が止まってしまうこともしばしば。

それでも「仲間と一緒に作るんだ」という思いは一人一人がもっていて、抜けてしまことはありませんでした。

運動会やわくわく発表会での経験から、友達と一緒に進める楽しさや力を合わせる大切さがわかっている年長組に大きな成長を見ることができました。

 

<年中・年少組を招待して>

前日、「鬼ヶ島ランド」のスタンプカードを持って、年中・年少組にお誘いに行きました。

当日は、下の学年の友達に、自分たちの考えた遊びを説明したり、遊具を動かしたり、大忙しの年長組でした。

しかし、相手に楽しんでもらおうと、声を掛けたり、遊び方を考えたりしていました。

   
 「スタンプを押してもらったら、どうぞ。」  穴から鬼が出てくる仕掛けになっています。  「園長先生も乗っていいですよ。」

 「年長さんの遊びっておもしろいな」「大好き!」

年少児も年中児も大喜びでした。

       
 小さい学年の友達に、優しく教えてくれる年長児。  「年少さんは、怖いかもしれないから、ゆっくり押してあげるね」  年長組同士でも、互いの遊びのコーナーを楽しみました。  年長組は、遊ぶ人、コーナーの係をする人、交替して遊びました。

グループの中で、自分の役割が分かって、動こうとしている年長組の姿に成長を感じました。

みんなで遊んで、楽しかったね!!