令和3年度 9月
寮:帰園日<9月2日(木)>
夏休みを終えて、全員が元気に学園に到着しました。
一度学校に登校して、昼食をとってから、寮に入りました。「ただいま帰りました~!」「先生~!久しぶり~!」と、明るい表情で挨拶をする子や、「いつもと同じ寮だね。」と、ちょっと照れくさそうに笑う子もいました。新しく入園した子どもたちは、担任の先生と一緒に下校し、自分の名前を緊張しながら寮の職員に伝えていました。帰寮した後は、協力して生活することや優しい言葉遣いをすること、また、感染症対策について改めて確認しました。
その後は、荷物納めを行いました。1階と2階を何度も往復する子、黙々と収納していく子、段ボールの中身を全て出してから収納する子、色々な方法が見られました。新しく入園した子どもたちも、荷物整理や身支度など、さっそく自分のことを自分で行う姿が見られました。困っている時には、1学期から学園にいる子どもたちが、優しく教えたり手伝ったりしています。
自習時間は、時間通りそれぞれの宿題を始めたり、日記を書いたりして過ごしました。日記には、2学期の目標を書きました。2学期最初のページは、丁寧な字を意識して書く子が多くいました。
初日の夕食から、苦手な食材にも挑戦しようとする姿がありました。食事についての目標を掲げる子どもも多く、「苦手な野菜を一口食べたよ!」「明日は、半分食べるよ!」「時間内に食べ終われるようにする!」「おかわりをたくさんする!」といった言葉があちこちからあがっていました。
寮:休日の様子<9月4日(土)・9月5日(日)>
遊ぶ時間が大好きな子どもたちです。
体を動かしたい時には、卓球、バスケットボール、一輪車などをして遊んでいます。静かに過ごしたい時には、テレビを見たり、本を読んだり、折り紙や紙粘土で遊んだりしています。「密にならないようにしよう。」「消毒をしてからだよ。」と声を掛け合い、遊具やボール、テレビのリモコンなどの物の使い回しがないように、一人ひとりが工夫をしながら休日を過ごしています。
9月の誕生者と、新しく入園した子どもたちの手形をとりました。手伝ったのは、9月の誕生会の企画委員です。絵の具を使う特別感に、「僕は○○色!」「怪獣みたいでしょ!」と大張り切りの子どもたちでした。
学校:陶芸教室<9月9日(木)>

寮:藍染め<9月11日(土)>
講師の方をお招きして、日本伝統の藍染めを行いました。1人1枚、真っ白なTシャツを染めました。
まず、Tシャツに模様をつけるために、午前中に輪ゴムをかけました。昨年度も藍染めを体験した子どもたちが、持っている藍染めTシャツを着て参加したため、初挑戦の子どもたちは、先輩のTシャツを参考に、「私は、ドット柄にしたいなあ。」「僕は、青色と白色が混ざった模様。」と試行錯誤しながら、輪ゴムをかけていました。藍染めを数回体験している子どもたちも、「今年は、少し模様を変えたいんだ。」などと張り切っていました。
Tシャツをぬるま湯につけておき、午後には染め作業を行いました。藍の匂いを嗅いだ子どもたちからは、「生臭い匂いがする!」「卵の匂いだよ!」という声もあがりました。
完成した作品は、思い通りの柄になった子も、想像とは違う柄になった子もいました。Tシャツを広げた時の感動を味わったり、模様の意外性を楽しんだりしている様子でした。「いつになったら着られる?」「早く着たいなあ。」と自分の作品を身につけることを心待ちにしている子どもたちです。
寮:俳句作り<9月12日(日)>
9月21日(火)のお月見に向けて、俳句作りを行いました。
宿題と戦った夏休みの思い出や、最近の肌寒さなどから感じる秋の訪れを、「5・7・5」の音に表しました。テーマや言葉のチョイスに迷った時には、友だちや先生と一緒に考えました。丁寧に清書をして、はんこを添えたら完成です。作品は、寮内に掲示しました。一人ひとりに贈られた講評を嬉しそうに眺め、飾ってある友だちの作品を見ながら、楽しく夏休みの思い出を振り返る姿もありました。
寮:休日の様子<9月18日(土)>
朝起きると同時に、「やったー!3連休だー!」と大喜びの子どもたちでした。
カードゲームやボードゲームのある遊具コーナー、本をゴロゴロしながら読める図書コーナーで楽しむ姿がありました。「遊んだことのないおもちゃがある!」と、友だちと説明書を読んだり、ルールを教え合ったりしながら、盛り上がる姿もありました。
9月21日(火)のお月見に向けて、紙粘土でお団子を作る子どもたちです。楽しくおしゃべりしながら作った作品は、子どもたちのお気に入りです。先週みんなで作った俳句と一緒に、寮内に飾りました。
寮:豆ぞうクラブ交流会<9月19日(日)>
伊東市の一輪車クラブ、「豆ぞうクラブ」の皆さんに、一輪車の指導をしていただきました。
豆ぞうクラブの皆さんをお迎えするにあたって、事前に教えていただきたい技を決めました。「豆ぞうさんと会う前に、一輪車の練習をしておきたい!」という声もあがっていて、交流会に向けて意欲的な子どもたちも多くいました。
当日は、豆ぞうクラブの皆さんと一緒に、最後まで夢中になって練習をしていました。司会進行は、6年生が担当しました。準備期間が短い中でも、大勢の前で堂々と司会進行を務めました。自ら進んでパイプイスや一輪車の準備・片付けを行う子どもたちも多くいました。
交流会を終えた子どもたちの日記には、「ゆらゆらしないで安定してきました。とっても嬉しかったです。」「やっぱり豆ぞうさんはすごいです。」といった感想が書かれていました。
寮:6年生企画「水風船」<9月20日(月)>
天候に恵まれた午後、校庭で水風船をして盛り上がりました。
内容決めから進行まで6年生が担当しました。タオルも持って、準備万端です。全力ではしゃぐ子どもたちでした。
寮:お月見<9月21日(火)>
全員で、月の観賞をしました。
「あ、見えた!」「隠れた!」と、雲の切れ間から見る月でしたが、夜に外に出る特別感もあり、笑顔の子どもたちでした。宇佐美の自然を感じながら、仲間と過ごす特別な夜になりました。
学校:<9月28日(火)>
日本で唯一のプロなわとびプレーヤーである生山ヒジキ先生をお招きして、短縄の特別授業を行いました。三重跳びや四重跳び、様々な連続技のパフォーマンスを見て、子どもたちは大興奮、驚きの声と拍手が上がりました。授業の中では縄跳びの持ち方や跳ぶ時のコツ、練習方法などを分かりやすく教えてもらい、その時間の中で今までできなかった二重跳びが跳べるようになる子もいました。