このページでは、全校朝会での講話を掲載していきます。

7月8日(月)パリ オリンピック

いよいよ、7月26日(金)から、第33回オリンピック競技大会がフランス・パリを中心に開催されます。
オリンピックは、スポーツを通した人間育成と世界平和を目的として行われる世界的な大会で、今回は、32競技329種目が行われます。

開会式では、パリ中心部を流れるセーヌ川が舞台となります。

学校便りでも紹介しましたが、
本校は、その開会式入場行進で日本選手団が持つ「日本国旗」と「フランス国旗」をシルクで作り贈呈するという「シルクプロジェクト」に参加しました。
5・6年生の児童が、家庭科の時間を使って、日本国旗とフランス国旗を手縫いし、
手に持つ棒の部分には「がんばってください!」「応援しています!」「目指せ!金メダル!!」などのメッセージを書きました。

26日(金)の「開会式」では、旗の持ち棒の端が赤くなっている日本国旗かフランス国旗を持っている日本選手を探してみてください。
その端が赤い棒の国旗が月島第一小学校の5・6年児童が作ったものになります。

ぜひ、オリンピックを通じ、世界とのつながりを感じてほしいです。

みんなで、日本の選手を応援しましょう!

 

7月1日(月)新札発行

 先週土曜日にみなさんの書いた七夕の短冊が西仲商店街に飾られました。それを見たお友達はいますか?
手伝ってくれたお友達もたくさんいました。ありがとうございました。ぜひみなさんの願いが叶うといいなと思います。

 さて、今週7月3日(水)から新しいお金のお札が発行されます。ニュースでもよく特集がやっていますね。
20年ぶりにお札が新しくなるので、みなさんにとっては初めてのことですね。

  渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎が肖像画で描かれています。

 ぜひ新しいお札を手に取ってみてみたいですね。

 また今までのお札が使えなくなるのではないかと心配する声もありますが、今までのお札もちゃんと使えるので、安心してくださいね

 

6月24日(月)先生たちも頑張っています

 みなさん、あと19日で夏休みです。
 とても楽しみにしている人が多いのではないでしょうか?

 そんな中、先日、中央区の小学校の先生方が集まっての学校対抗バレーボール大会がありました。
なんと月島第一小学校の先生方のチームは2位になりました。
協力して頑張って2位になった先生方に、拍手を送りましょう!
日頃みなさんに教えてくれている先生たちはすごい人たちなんですよ!

 校長先生の小学生の時の夏休みの思い出は、
友達と学校のプールへ行ったり、
お父さんと甲子園に野球を見に行ったり、
自由研究でいろいろなことを調べたり、
日焼けをして真っ黒になって遊んだりしました。
もしかしたら高学年のみなさんの中には受験勉強でものすごく大変だという人もいるかもしれません。

 ただ子どもにとって夏休みはとても大切な時間です。
ぜひ「楽しく仲良く元気よく」過ごせるといいなと思います。

 夏休みの過ごし方については担任の先生からもお話があると思います。
ぜひ素敵な夏休みにしてくださいね。

 

6月17日(月)諦めたらそこで試合終了ですよ

先日ニュースで見たのですが、今年の夏はものすごく暑くなるらしいです。昨年も暑かったのですがそれ以上に暑くなり観測史上最高の暑さになると聞きました。
みなさんも熱中症には充分気をつけてくださいね。水分補給と暑すぎるときは室内で静かに過ごしましょう。

さて、今日は校長先生の好きなものの話をしたいと思います。
昨年もお話ししましたが、先生は高校生の頃、スラムダンクという漫画がものすごく大好きでした。高校を舞台にしたバスケットボール部のお話です。
個性豊かなキャラクターが多く、先生は漫画はもちろんのことアニメも昔やっていた映画も見に行きました。
昨年は見た人もいるかもしれませんが、The FIRST SLUM DUNKとして映画も大ヒットしましたね。

その中のお話で、あるキャラクターが試合時間のこり10秒で1点差で負けていて、ボールが外に出てしまったときもうだめだと諦めかけました。
そのときボールを持って近づいてきた監督が、「諦めたらそこで試合終了ですよ」と話しかけたのです。
そのキャラクターはそこでがんばり、最後逆転勝利を収めたのです。

みなさんも、生活している中で、本当はできるはずだったり、頑張れば乗り越えられるはずだったりすることを、
もう無理だ、とか、絶対できないよなどと諦めることはありませんか?

本当にそれでいいんですか?

可能性は低くても、やってみないと分からないことっていっぱいあります。
是非諦めずにやってみてください。
そうすれば世界が変わるよ。

気持ちが変わるよ!

あきらめずにやってみてもだめだったときは、また違う方法を探せばいいんです

今日は諦めたら試合終了ですよというお話でした。

ちなみに時間とそういう機会があったらスラムダンク読んでみてくださいね。

 

6月10日(火)一期一会

 みなさんは「一期一会(いちごいちえ)」という言葉を知っていますか。
この言葉の意味を簡単に言うと、「人との出会いを大切にしましょう。」です。

 先ほど紹介した通り、今日から新たに産休代替の養護教諭の先生が本校にいらっしゃいました。
このことも、みなさんにとって大切な出会いです。これからその先生には、多くの児童がいろいろなことでお世話になると思います。
まずは、この月島第一小学校のことをたくさん教えてあげてください。

 今日までみなさんはすでに、様々な出会いを経験しています。
今、前後左右にいるお友達や、この学校の先生方、習い事が一緒の友達、塾の先生など多くの出会いがあったことでしょう。

 出会うことは偶然かもしれませんが、実は出会ってから後のこともとても大切です。

 みなさんは、その出会った友達に対して優しく接していますか。

 校長先生が先週の全校朝会でおっしゃったように、今月は「ふれあい月間」です。
ぜひ、友達への言葉かけや行動を見直してみてください。
そうすれば、今の出会いが一生の宝物になるかもしれません。

 

6月3日(月)ふれあい月間

 6月に入りました。6月は、「ふれあい月間」です。
このふれあい月間のねらいは、人とのかかわりについて、自分自身を振り返って考えてみることにあります。
「自分は、周りの人に対して、いつも優しく接することができているのか?」と言うことです。

今日は、人とのかかわりの中で大切な、日頃私たちが遣っている「言葉」について考えてみたいと思います。
詩を一つ紹介します。

タイトルは、「ひとつのことば」です。

ひとつのことばで けんかして  ひとつのことばで 仲直り

ひとつのことばで 頭が下がり  ひとつのことばで 心が痛む

ひとつのことばで 楽しく笑い  ひとつのことばで 泣かされる

ひとつのことばは それぞれに  ひとつのこころを もっている

きれいなことばは きれいな心  やさしいことばは やさしい心

ひとつのことばを 大切に    ひとつのことばを 美しく

 

 さて、今、みなさんはどんな場面を思い浮かべたでしょうか。
みんなで楽しい話で盛り上がったとき、反対に、友達に思いもしなかったことを言われ悲しくなったときなど、色々浮かんできたでしょうか。

みなさんが遣っている言葉を振り返ってみましょう。
「ありがとう」「ごめんね」「大丈夫だよ」「がんばったね」「すごいね」などの言葉、
「死ね」「消えろ」「殺す」「きもい」「うざい」などの言葉、どうでしょう。
どんな言葉がケンカを引き起こすのか、人を悲しませ苦しめるのか、どんな言葉が笑顔を増やすのか、人を安心させるのか、考えてください。

 もし、自分自身がつらい思いをしていたり、しんどいな、苦しいな、と感じていたなら、一人で悩まずに友達やおうちの人、先生やカウンセラーなど、誰かに相談してください。

 皆さん一人一人が、「いじめはしない、させない、許さない」と強く思って行動していくことが「いじめ」をなくす第一歩です。

 

5月27日(月)全力は人の心を動かす

 先週全校遠足がありました。みなさんの楽しかったという声をたくさん聞きました。

 特に6年生の頑張りはとても素晴らしかったと思います。下級生のみなさんをしっかりと引っ張ってくれました。本当にありがとうございます!
みなさんで感謝の気持ちを込めて6年生に拍手をしましょう。

 そして今週から水泳の授業が始まります。校庭のプールのところにはフェンスがつけられました。
みなさんが安全に楽しく水泳の授業が受けられるよう楽しみにしていてくださいね。

 さて、今日のお話は、一生懸命頑張ることの美しさです。5月19日の日曜日に中央区わんぱく相撲大会がありました。
月一小からは、1年生から6年生まで、44名のお友達が参加しました。放課後の練習を続けて、臨んだのですが、素晴らしい闘いぶりでした。
全力を出してがんばる姿が輝いていました。応援にも熱が入りました。

 勝負ごとには、勝つ子がいれば、負ける子もいます。勝てば、当然嬉しいし、自信になりますね。
負ければ悔しい、でもその悔しい気持ちがきっと次のがんばろうとする力につながります。勝っても負けてもいい経験です。

 相撲だけではありません。今もっている自分の力を精一杯出して取り組むこと、それができることは、とっても素敵なことです。格好いいことです。
つい、楽をしたり、いい加減になったり、面倒なことから避けようとしてしまいがちです。手を抜くと、結局、満足感や達成感は、得られません。

 がむしゃらに頑張る姿、一生懸命な姿は、周りにいる人や応援している人に、心を動かします。
それが感動すると言うことなのです。

素晴らしいことです。

 月一っ子の皆さんには、いろいろな場面で精一杯がんばる姿を見せてほしいです。

 

5月20日(月)みんな違っていても大丈夫

 今週の金曜日、月一小では初の試みとなる全校遠足が行われます。晴海埠頭公園に行きますが、たてわり班で向かいます。
6年生のリーダーシップ、そしてそれを支える5年生に期待しています。
今後、それぞれの学年で、遠足や社会科見学、宿泊学習など、校外での活動があります。
学校から1歩外に出たらみなさんは「小さな社会人」です。マナーやルールを守って行動してくださいね。

 さて、今日は、「元気」のお話をします。みなさんの元気のもとは、何でしょう。
「楽しいことや嬉しいことがたくさんあれば元気が出る」
「遊んだり、運動したりすると元気が出る」・・・いろいろな考えがあることでしょうね。

 いろいろ考えたときに、まず、大切なのが、「早寝、早起き、朝ごはん」なのかな、と思いました。
健康な身体と大きくかかわってきますね。

「早寝」というと、小学生では、夜9時頃、遅くとも10時までには、寝てほしいところです。
習い事をしていたり、おうちの生活リズムがどうしても合わなかったりして、この時間に寝るのは難しい人もいるかもしれません。
でも、テレビやゲームなどに夢中になっていて遅くまで起きていると、体も心も休めません。
小学生の身体には、少なくとも8時間から10時間ぐらいの睡眠時間が必要だといわれています。
これは、一日の疲れをとることと大きく成長するための時間です。

「早起き」ですが、人間は、朝起きてから頭の中の脳が活発に活動を開始するのに2時間ほどかかるといわれています。
学校で1時間目の学習が始まる時刻を考えれば、6時半ぐらいに起きられるようになると頭の働きが全開になってから学習が始められますね。

「朝ごはん」は、身体のため、頭の中の脳のためにも、栄養補給が欠かせません。
どんなに早寝、早起きをしても、この朝ごはんをしっかり摂らないと身体も脳もしっかり働いてくれません。
昔の人の言葉で、「腹が減っては戦はできぬ」という言葉がありますが、「朝ごはん」は、大事なエネルギーとなります。

 おうちの方にも協力してもらわないといけませんが、自分の身体ですから、自分で大切にしてあげましょう。
ぜひ「早寝、早起き、朝ごはん」を実行して、「元気のもと」をたくさんつくってください。

 

5月13日(月)大切に使っていますか?

今日は、「水道キャラバン」という方々が来て、4年生に「水道」について詳しく教えてくださいます。

そこで、今日は「水道の水」の話をしたいと思います。

皆さんは、普段、家庭や学校で水道を使っています。顔を洗ったり、飲んだり、料理に使ったりといろいろなことに利用しています。

ところが、2022年のデータになりますが、世界では約22億人が安全に管理された飲み水を利用できないのです。これは、世界の人口の約4人に1人になります。

さらに、先ほどの22億人の中の約1億1500万人は、湖や河川などの未処理な地表水を利用しています。

SDGs(持続可能な開発目標)では、2030年までに世界が達成するべき目標の1つとして、全ての人が安全で安価な飲み水を入手できることを掲げています。

つまり、水道の蛇口をひねれば、きれいな水が出るというのはとても恵まれていることなのです。

 

そのような水を、皆さんは大切に使っていますか?

 

だんだん暑くなってきて、水道の水を使う機会も増えてきています。

先週、水道の水が出しっぱなしになっているのを見かけて、水を停めました。

ぜひ、普段の生活の中で、水を大切に使うように心掛けてください。

 

4月22日(月)一番最初にもらった贈り物

 学校が始まって3週間目です。1年生も少しずつ学校生活に慣れてきましたか?ほかの学年の皆さんも新しいクラスは楽しくなってきましたか?
前もお話ししたとおり、いろいろなお友達と、いいところを見つけ合って、楽しく学校生活を送ってくださいね。

 さて、今日はプレゼントについての話をします。先生はこれまで生きてきて、たくさんの贈り物をもらいました。
けれど生まれてから一番大切にしている贈り物があります。それは何だと思いますか?

      それは、お名前です。

 先生の名前は、お兄ちゃんがつけてくれました。お兄ちゃんが「ぼくのなまえに似たよしひとって名前がいいな」と先生のお父さんお母さんに言ったそうです。
そしてお父さんとお母さんはその名前に漢字をつけてくれました。家族からもらった大切な贈り物で、それは大人になっても大切に、大事にしている宝物です。

 みなさんのお名前も、家族の、そしてみなさんの周りの人のたくさんの思いが込められて贈られている贈り物です。

      大事にしていますか?

 自分の名前を言ったり、テストに名前を書いたり、これからたくさんの場面で自分のお名前と向き合うことになります。
テストやプリントに名前を書くとき、適当に書いていませんか?自分の名前をちゃんと書くということは自分を大事にすると言うことにもつながります。
ぜひ自分を大事にしてくださいね。一生大事にしていく贈り物のお話でした。

4月15日(月)支え合い

 先ほど対面式が終わり、いよいよ1年生も今日から休み時間に校庭で遊ぶようになり、2年生以上の皆さんと関わる機会が増えていきます。

そのような時、どのように関わっていけばいいでしょうか。

今日は、そのことについて話したいと思います。

【実演 毛筆習字用パネルに「人」】

このように、「人」という字は、人と人が支え合ってできています。

人と人が支え合って生きていくことで、この世は成り立っています。

 

それは、この学校でもそうです。

皆さんも、家族や学校の先生、主事さん、学童擁護さん、給食さんなど多くの人たちに支えられているのです。

そこで、ぜひ、まだこの学校に慣れていない1年生を、皆さんが支えてあげてください。

そして、1年生に接する際、「思いやり」の気持ちをもって、接してあげてください。

「思いやりのある言葉は、たとえ簡単な言葉であっても、ずっとずっと心にこだまする。」

この言葉は、フランスの小説家サガンの言葉です。

1年生や困っている児童を見かけたら、優しく声を掛け、思いやりの気持ちをもって接してください。

 

4月8日(月)始業式 出会いを大切に

 みなさん、進級おめでとうございます。今日から令和6年度がスタートしました。
 今日のみなさんの表情は、明るく、よしがんばるぞ!という気持ちが伝わってきます。

 どの学年もクラス替えをしました。
クラス替えをすることで、これまでの仲良しの友達に加え、気の合う友達が増えたり、今まで気付かなかった新たな素敵な部分が見えてきたりすると思います。
何かの縁があって同じクラスとなった仲間、そして担任の先生です。偶然の出会いを大切に、先生や友達と協力したり、助け合ったりする力をさらに伸ばしてほしいです。
そして、自分のいいところ、友達の素敵なところをたくさん見つけてほしいです。

いい出会いで、新しいスタートを切りましょう。

 

3月25日(月)修了式

 22日金曜日、6年生80名が月島第一小学校を巣立っていきました。とっても立派な卒業生の姿でした。

 今日で3学期が終了します。学校の一年間が終了するのです。クラスの代表の人たちに修了証を渡しました。この一年間しっかり学びました、と認めたものです。みなさん一人一人の1年間の努力の「証」です。一人一人大変よく頑張りました。皆さん一人一人の「あゆみ」を読ませてもらいました。がんばってきた様子、できるようになったこと、など、成長の様子がたくさん書かれていました。皆さんの成長はもちろんのこと、一人一人のよさやがんばりを、先生方が、褒め、たたえていました。校長先生は、とっても嬉しい気持ちになりました。

 「あゆみ」とは別に、2つのこと、皆さんに振り返ってほしいなと思っています。

1つは、「学校は楽しかったか」ということです。
学校は、友達や先生とかかわり、学習・生活をするところです。つまり、一人で活動する場ではないので、周りと折り合いをつけて時には、我慢もしながら、多くのかかわりの中で、喜びやうれしさを感じ成長する場です。いろいろなことがあった中で、「まあまあ楽しかったな」と思えたら、嬉しいです。

 2つめは、「自分に自信がもてたか」ということです。
人と比べることはしません。自分の好きなところやいいところが見つけられたでしょうか。自分のよさに気づけたら、自信にも繋がります。偉ぶるとか威張ることとは違います。「自分に自信がもてる」ようになると、きっと前向きにがんばることができると思います。自信をもって進級してほしいです。

次、皆さんが登校するのは、始業式4月8日、月曜日です。新学年の準備をしっかりして、また元気に登校してきてください。

 

3月18日(月)『感謝の気持ち』

 皆さんは今日までいろいろな方にお世話になってきました。保護者、家族、先生、友達、感謝してほしい人はたくさんいますが、
今日は、間もなく卒業する「6年生」に対して感謝の気持ちをもってほしいと思います。

 6年生は、これまで、この月島第一小学校のために本当にたくさんのことをしてくれていました。4月当初は、1年生のお世話をしてくれました。不安いっぱいで入学してきた1年生に優しく声を掛け、朝の準備の手伝いをしてくれたり、休み時間には一緒に遊んでくれたりしました。このことで、どれだけ1年生の心が軽くなったことでしょう。

 1年間を通し、クラブ活動や委員会活動、そして縦割り班活動では、リーダーとして在校生を導いてくれました。運動発表会や音楽発表会などの大きな行事の際には、全学年のために係の仕事をしてくれたり、会場の準備をしてくれたりしました。困っている下級生を見かけては、「どうしたの?」と声を掛け、保健室に連れて来てくれる姿を何度も見かけました。「縁の下の力持ち」という言葉がありますが、まさに、6年生は皆さんが知らないところでこの学校を支えてくれていたのです。

 そんな6年生が、この学校で皆さんと会えるのも、今日を入れてあと3日です。この3日間、6年生に対して「感謝の気持ち」をもって生活してほしいです。そして、心から6年生の卒業を祝福しましょう。

 最後に、副校長先生からも、「感謝の気持ち」を伝えさせてください。

 6年生の皆さん、皆さんのお陰でこの月島第一小学校がとてもいい方向に進み、全児童だけでなく先生方もとても助けられました。本当にありがとうございました。中学校でも、自分の目標をもって、その実現に向けて頑張ってください。

3月11日(月)『感謝を忘れない』

 今年は7月26日~8月11日まで世界規模のイベントがあります。何か分かりますか?『パリオリンピック』です。
8月28日~9月8日はパリパラリンピックが開かれます。東京で行われたオリンピックからもう3年がたつのかと思うと早いものですね。
当時は無観客で行っていたので、間近で見ることはできませんでしたが、選手のみなさんが活躍した姿は今も鮮明に覚えています。

 さて今日は2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災が起きた日です。

 今から13年前の東日本大震災では、大地震の後に起こった大津波のために、関東から東北にかけて太平洋側でたくさんの家が流され、1万5000人以上の人が亡くなりました。原子力発電所も被害を受けて、今もその後処理が続いています。この大震災で家を失った方々は、住み慣れた土地を離れて、別の場所で暮らさなければならなくなりました。そして今もなお、復旧に向けて力を尽くしている方々が多くいらっしゃいます。

 地震や台風などの自然災害は、いつやってくるか分からないので、止めることができません。
避難訓練の際にも学習している「お・か・し・も」の約束を守って、「命を守る」行動がとれるようにしましょう。
そして、今自分が勉強したり友達と遊んだり、当たり前のように生活できていることに、感謝することを忘れないで過ごしてくださいね。

3月4日(月)『春の準備』

 この頃、晴れて暖かい日が続いたかなと思うと、冷たい風が吹いて季節が冬に戻ったかなと思う寒い日があります。
それも長くは続かず、また、暖かい日が続いてしばらくするとやっぱり寒い日が来る・・・というように、暖かい日と寒い日が繰り返されることが多いです。2週間前の朝会でも話しましたが、昔からこのような気候を「三寒四温」といいます。「3日間寒い日が続き、その後は4日暖かい日となる」という意味です。この三寒四温を何度か繰り返して、本格的な春がやってきます。

 さて、3月に入りました。3月は、一年間のまとめの月ですが、それと同時にみなさんには、次の新しい学年への心構えをしっかりともってほしいと思います。6年生は、小学校を卒業して、中学校へ進学するので、中学生になる準備をする3月にしてほしいです。そして、1年生から5年生は、一つ学年が進級します。新しい学年に向けて、今の学年のまとめをしっかりするということです。

・学習した漢字や計算、きちんとできるかな。

・分からないことがそのままになっていないかな。

・自分の考えをみんなの前でしっかり話すことができるかな。

・チャレンジしたり、最後まで取り組んだりしているかな。

・友達と仲良く助け合うことができるかな。

・当番や係活動など、自分の役割をしっかり果たしているかな。

・笑顔や元気いっぱいで学校生活を送っているかな。

・相手の気持ちを考えて、行動しているかな。

など、「まとめ」といっても、いろいろありますね。

 一人一人、考えてみてください。今、全部できていなくても大丈夫です。
今の自分をしっかり見つめ、まだ足りていないなと思うことがあったら、それをがんばってみてください。
それが新しい学年への準備になります。

 

2月26日(月)『ネコ』

 2月22日はある動物の日でした。何だと思いますか?正解は、ニャーニャーニャーで、「ネコの日」です。

 みなさんはネコ派ですか。イヌ派ですか。
 日本でのネコとイヌの歴史を考えてみましょう。ネコとイヌ、どちらが人間と共に長く暮らしていると思いますか。
ネコは、今から1200年~1300年前の奈良時代に「経典」という書物をねずみから守るために人間のそばにいました。
一方のイヌは、約7000年も前、縄文時代から、人間と暮らし一緒に狩りをしていたようです。

 そんなイヌやネコですが、捨てられるなどして1年に約1万4000匹が処分されてしまっていることを皆さんは知っていますか。
今日の話の中で一番伝えたいことは『生き物の命を大切に』ということです。もし今飼っている、またはこれから飼うという人は、
ペットというより、家族の一員と思って大切にしてあげてください。

(お話の後、職員室前に副校長先生の可愛いネコちゃんの写真が掲示され、とても癒やされました)

 

2月19日(月)『キツツキ』

 先週は、持久走記録会が行われました。1年生は校庭を、3年生以上は、隅田川テラスのコースを走りました。いつもとは違う場所だったこともあり、3年生以上の皆さんには、「折角だから、楽しんで走ってね。」と声をかけました。1年生は、校庭でしたが、5分間走に挑戦していました。2年生は今週走ると聞いております。これまでの練習の成果を発揮し、「同じペースで走ること」や、「最後まで走る切ること」などを自分で目標をもってがんばりました。素晴らしかったです。

 さて、先週からとても温かく、もう春はもう来ているのだなと感じます。先日校長先生は山登りをしたのですが、歩いているとかなり汗ばむ陽気になっていました。そんな中で発見したのです。歩き疲れて少し休憩していると、なにやらカンカンカンと音がするのです。その音の方に向かって歩いてみると、なんとキツツキがいたのです。みなさんはキツツキを写真とかではなく実際に見たことがありますか?そして木をつついているところを見たことはありますか?校長先生は初めてキツツキが木をつついているところを見ました。本当に頭を動かしてものすごいスピードでつついているのです。私はものすごく感動しました。

 大人になっても、おじさんになっても、たくさん感動することはあります。みなさんも初めて見たことや聞いたこと、「あーすごい!!」「すてきだな!」という気持ちを大事にしてください。その気持ちが人間を成長させてくれるのです。ぜひすごいなあと思ったことや感動したことがあったら周りの人に教えてくださいね。もちろん校長先生もみなさんのそんな話をたくさん聞きたいです!ぜひ教えてくださいね。