「伝統をつなぐ」

 泰明小学校は、日本が近代国家として立ち上がろうとした機運が高まりつつあった明治11年に、地域の人々の熱い願いや人づくりの情熱により銀座の地に開校され、歴史ある学校として今日も続いています。

 四季のある日本では、春に梅が咲き、桜が咲いて花ざかりとなります。昔から「梅は、寒苦を経て清香を発す」と言われますが、天災や苦難を乗り越えてきた日本人が、さらに今後もお互い助け合って、本当の美しい日本を花咲かせようとした先人の知恵を大切にしたいと思います。

 毎日フランス門での子どもたちの元気な挨拶で、本校の1日は始まります。歴史と伝統ある校舎で日々生活している子どもたちは、「泰明小学校の子どもである」という気持ちを常にもちながら、学習はもちろんのこと運動や学校行事など協力しながら生活しています。

創立140周年 平成30年度には、地域の方々、卒業生、PTAの方々のご協力を得ながら創立140周年を迎えることができました。これまでの140年間には、学校が大きな出来事に直面したことが何度もあったようです。その都度、地域や保護者の方々の協力により、「泰明の子どもたちのために」を合言葉に、教育活動が続けられてきました。

 また、本校は、銀座の方々の協力により、銀座の地域を生かした様々な教育活動を行うことができています。本校にとって銀座は、「学びの場」であり、「子どもたちの育ちの場」でもあります。

 これまでの泰明小学校を支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れずに、これからの社会で自立できる子どもたちを教職員一同で育てて参ります。ご協力をお願いいたします。

泰明小学校 校長
浮津 健史