みんなであそぼう

修了が近づいてきた年長組。幼稚園のみんなで過ごす日も残り数日となってきました。学年の縦割りグループを作り、園内の各遊びのコーナーを回りました。スタンプカードを手にして「次は○○だ!」と張り切って遊ぶ子どもたち。年長児は自分のグループの友達が全員いるか気にかけながら動いていました。また、年中・年少児は嬉しくて、年長児の姿を追ったり、同じようにやってみようとしたりしていました。3~4人の学年の異なる友達とのかかわりの中で、遊びの面白さを共有したり、相手を気遣ったりする姿がたくさん見られ、成長を感じることができました。

劇遊び(年中さくら組)

「ともだちほしいなおおかみくん」のお話を喜び、いろいろな動物になりきって繰り返し楽しみました。劇遊びの中では、日頃子どもたちが遊んでいる縄遊びや、コマ回し、鉄棒などが取り入れられ、自然に劇遊びの中でも見合ったり応援したりしていました。自分で筆で描いた動物のお面を気にいり、今でも身に付けてごっこ遊びを楽しんでいる子どもたちです。

       

お話ごっこ(年少ばら組)

絵本やお話が大好きな子どもたち。お話の世界に入りこんで、すぐになりきって動き出しています。また、先生や友達との言葉のかけあいを喜び、お面を身に付けるとさらになりきって楽しんでいます。ばら組の子どもたちは「てぶくろ」のお話で遊びました。大きな手袋は子どもたちが、スポンジに絵の具を染みこませ、色を塗りました。手袋口のふわふわも遊びの中でできあがっていきました。「もう一回やりたい」を何度聞いたことでしょう。楽しい楽しいお話ごっことなりました。

    

 

一輪車講習会(年長すみれ組)

社団法人日本一輪車協会の土屋冬樹先生に、一輪車の乗り方を教えていただきました。中央小学校の児童が取り組んでいる姿や昨年度の年長児の様子を見ている子どもたちは、「自分も乗れるようになりたい」と憧れを感じています。最初は、土屋先生の見事な演技に大喜びの子どもたちでした。いざ、乗り出すとみんな真剣な表情で挑戦し始めました。1学期から触れている一輪車ですが、土屋先生とのふれあいをきっかけに、さらに意欲が高まっています。

  

年長すみれ組 合奏の取組

昨年、小学校の合奏の授業の様子を見せてもらった年長組。たくさんの種類の楽器に興味をもった子どもたちは、幼稚園でも木琴や小太鼓、ウッドブロックなど、音を鳴らして楽しんでいました。今回は、日頃親しんでいる歌に合わせて学級のみんなで合奏に取り組みました。「大太鼓もやりたいし、トライアングルもやってみたい」といろいろな楽器の音や鳴らし方を、曲に合わせながら自分なりに試しました。その中で「全部の音が鳴ってると、うるさいかな」「音を分けるといいんじゃない?」少しずつ、楽器を分担する、音を揃える、など心地よさに気付いてきた子どもたちでした。

   

今年度は、修了記念品として「ハンドベル」を寄贈していただきました。その大事なハンドベルを取り入れ、一音一音、音を楽しみながら演奏しました。同じ楽器の友達同士教え合う姿も見られ、学級の友達と気持ちをひとつにして演奏する充実感を味わいました。

節分の会

2月2日は節分です。幼稚園では、一年みんなが健康で幸せでいられますようにと願いを込めて、豆まきをしました。そして、自分の中にいる鬼(泣き虫鬼・おこりんぼ鬼・食べ過ぎ鬼・片付けない鬼?などなど)を考えながら、「鬼はそと~!」と元気な声で楽しみました。

<子どもたちのお面作りと豆まき>

ばら組は、鬼の泣いている鬼、怒っている鬼、笑っている鬼など、鬼の表情に気付きながら塗り絵をしてお面を作りました。また、お花紙を丸めて髪の毛にしました。これまでの遊びで経験している素材を使って素敵にできました。

   

さくら組は、ティッシュケースの箱を活用し、絵の具で色を付けました。角や鼻、牙など自分で形を考え切り貼りし、丁寧に作る姿がありました。保育室からは、「♪鬼のパンツ」の音楽が聞こえ、踊りも楽しんでいるようです。

  

すみれ組は、友達とペアになって風船の張り子で作りました。風船に紙を貼っていく中で「どっちが押さえる?」「私が筆持ってくるから、紙もってきて」などのやりとりが盛んに行いながら、2人で協力して作る姿がありました。