「ティーチャーズエッグ」、その名の通り「先生の卵」。夏休みスタート後の一週間、中学生が小学生に勉強を教える『学習支援ボランティア』の取り組みです。

 

国内国外を問わず、多くの大学で学習、生活面で先輩が後輩をリードする取り組みとして「チューター」という制度がありますが、これと似ていますね。

「ボランティア」というと、中学生にとって余りメリットがないと感じる人もいるかもしれませんが、実は違います。小学生に教えることで「表現力、伝える力、説明力、共感力」など、非認知能力、メタ認知能力が鍛えられます。また、「人に教える」というのは学習の振り返りとしても大変効率の良い方法なのです。世界中の有名な大学でチューター制度が採用されているのも納得です。