3年生のページ
1月26日(
水)築地警察の方をゲストティーチャーにお迎えして、セーフティ教室を行いました。自転車の安全な乗り方について教えていただきました。
「自転車は車です。」はじめて知った児童も多かったのではないでしょうか。
はじめにDVDを見ながら学習をしました。
車なので、歩行者とは違うルールがあります。自転車に乗ってよいところや止まれの標識を守ることなどです。また、自動車の横を通るときに、急にドアが開くかもしれない、ものの影から人が出てくるかもしれないなど、危険を予測しながら乗ることなど、実際に自転車に乗っている映像を見ながら、学ぶことができました。
さらに、「思いやりをもつこと」も教えていただきました。道路はいろいろな方が使っています。周りの方のことを考えながら、乗ることも大切だということも学習しました。
もちろん、自転車の点検「ぶたはしゃべる」やヘルメットを着けるなど、乗る前に行わなければならないことも教えていただきました。
普段、何気なく乗っている自転車、便利な乗り物ではありますが、正しいルールを知ってそれを守って安全に乗ること、そして何より、自分の命も、周りの方の命も大切にすることを学んだ時間でした。
12月7日 16日 17日 そろばん教室
12月にそろばん教室が開かれました。泰明小学校で毎年お世話になっている講師の谷先生に指導をしていただきました。
1回目の学習は、そろばんのつくりについてです。そろばんには一玉と五玉があることや、定位点が一の位になること等を知りました。次は、珠の動かし方についてです。はじめに先生とジャンケンをしました。しかも、「さいしょはグー」ではなく「さいしょはチョキ」で始まります。なぜ、じゃんけん?なぜ、チョキ?子供たちは、言われるがままに嬉しそうにジャンケンをしていました。実は、チョキといっても一般的なチョキではなく、親指と人差し指を伸ばしてつくるチョキをするのです。その指の形を保ちながら、珠を入れたりはらったりする練習を行いました。多くの子が、この日初めてそろばんに触れましたが、谷先生の楽しくわかりやすいご指導をおかげでそろばんに親しみをもつことができました。
2回目の主な学習は、足し算と引き算です。1+2や4-3等のやさしい計算は、すんなりとできていましたが、2+9のように繰り上がったり、7ー4のように5玉から引かなければならなくなったりする計算になると、立ち止まってしまう子も出てきました。谷先生は、子供たちに考えさせながら、そろばんで繰り上がりの計算をする時は、10を入れて多く足した分をはらうというしくみを少しずつ噛み砕いて教えてくださいました。類似問題を繰り返し行い、繰り上がりのしくみがある程度理解できてくると、黙々とそろばんに向かう様子が見られました。
3回目の学習では、世界には様々な種類のそろばんがあることを教えていただきました。日本のそろばんと違い、一玉が5個あったり、五玉が2個あったり、珠が横向きに並んでいたりするめずらしいそろばんを見て、子供たちは「おお!」「え~!」「すごい!」等と驚きの声を上げていました。谷先生は、そろばんのこと以外にも算数に関する様々な知識を楽しくお話してくださいました。最後におっしゃっていた「いろいろな見方をしてみてください。そして、算数が好きになってくれると嬉しいです。」との言葉は子供たちの心に深く響いたことと思います。
11月16日(火) 社会科見学・区内巡り
11月16日(火)に区内巡りに行きました。3年生は1学期に社会科で中央区の学習をしました。中央区は3つの地域に分かれていて、それぞれに特徴があることを学びました。今回は、その学習を振り返りながら、「日本橋」「貨幣博物館」「浜離宮恩賜庭園」「晴海客船ターミナル」へ行きました。途中水上バスにも乗りました。
はじめに訪れたのは、日本橋です。日本橋は、江戸時代、日本の道路の出発点でした。道路元標があり、各県までどのくらいかが示されています。その後、「貨幣博物館」へ。「貨幣博物館」では、お金の歴史について学びました。何気なく使っているお金ですが、お金には長い歴史があります。子供たちは、昔のお金を間近にし、興味深く見学していました。博物館の方からは、「お金の形が変わっても、『これをお金とする』とみんなが信頼し合っていることが大切だ」ということを教えていただきました。
浅草からは、水上バスで隅田川を下りました。水上バスに初めて乗る子供たちも多かったようです。しばらくすると、見たことのある景色が見えてきて、「ここ知ってるよ。」「僕の家が見えるよ。」と興奮している様子が見られました。勝鬨橋やレインボーブリッジなど橋をくぐるたびに、手を伸ばす子供たち、水上バスは外にも出られ、天気も良く風が気持ち良かったです。
「浜離宮恩賜庭園」は、国や都の文化財に指定されています。自然の中でお弁当を食べて、一休憩。周りに見えるビルを見て都会の中で、守られている公園なのだと改めて感じました。
最後は、「晴海客船ターミナル」でした。ここは、海の玄関として使われています。残念ながら、大きい船は止まっていませんでしたが、展望台からは、360°景色を眺めることができ、選手村だったところも見ることができました。
バスの車窓からも、たくさんの物を見ることができました。自分たちが住んでいる区を詳しく知り、地域の違いにも気づけた1日でした。
11月5日(金) 画廊巡り
図工の学習の一つとして「画廊巡り」に行きました。
銀座には、画廊がたくさんあります。3~4人のグループで20あまりの画廊の中から、3つの画廊をめぐります。画廊というところをあまり知らない児童は、見学に行くことをとても楽しみにしていました。
この日のめあては・色々な作品を見て、自分の「すき」をみつけよう。
・地域の人への感しゃの気持ちをもって見学しよう。 です。
画廊さんによっては、作品を制作した画家さんがいらしゃっているところもあり、お話を聞いたり、直接質問ができたりしたところもあったようです。
画廊巡りを終えた児童は、「こんな作品をみたよ。」「色がすてきだった。」「形が不思議だったよ。」など感想を教えてくれました。また、初めて画廊を見学して驚いたことも多かったようです。「すき」なところもたくさん見つけてきていました。
普段であれば、画廊を見ることはなかなかできません。ぜひ、この経験を、これからの作品づくりに生かしてほしいと思います。
画廊巡りは、画廊の皆様、銀座ロータリークラブの皆様のご好意や、保護者の皆様のご協力により成り立っています。
銀座のまちで温かく見守っていただいている泰明小学校ならではの貴重な体験学習です。今後も、地域の方への感謝の気持ちをもっていろいろな学習に取り組んでいきたいと思います。
10月27日(水) 秋の柏学園遠足
柏学園へ遠足に行きました。残念ながらサツマイモの収穫ができなくなってしまったため、午前中は学年レクと自由遊び、午後は自然散策をしました。
出発式の様子です。お見送りに来てくださった職員やPTAの方に、みんなで元気よく「いってきます!」と挨拶をしました。
柏学園に到着しました。バスを降りると、銀座よりも少し気温が低いように感じました。雨が降りそうだったため、集合写真を撮ってから、開校式を行いました。代表児童が、「自然散策が楽しみです。学年全員で遊ぶので、友達のよさを見付けてください。」と挨拶をしました。
事前に学校で、学年レクでは何をして遊ぶかを話し合って決めていました。どちらのクラスもドッジボールと氷おにをしたいという意見が一致していたため、まずは、ドッジボールを行いました。クラス対抗、男女別対抗、赤白対抗など、いろいろなチームをつくって対戦しました。どの試合もボールがビュンビュンと行き交う熱戦となり、体を思い切り動かして楽しく遊びました。
自由遊びの時間になると、自転車に乗る子、ブランコをする子、クヌギのドングリを拾う子、ドッジボールを続ける子など、それぞれ思い思いに過ごしました。
雨が降ってきたため、体育館でシートを敷いてお弁当を食べました。お弁当箱を開ける時の顔は、どの子も輝いて見えます。ゆっくりと味わって食べる子もいれば、たくさん遊んでお腹が空いていたのか、あっという間に食べ終わってしまった子もいました。柏学園の加藤学園長先生が「せっかくだから外も見て食べてね。」と、壁側のドアを全開にしてくださいました。今回は、学校の給食と同じように黙食をしましたが、いつかまた友達と向かい合ってお弁当が食べられる日がくるとよいですね。
午後は、傘を差して自然散策をしました。柏学園の裏側は、木がたくさん茂っていて池もあり、生き物や植物の観察をするのにもってこいの場所です。春にも訪れているため、その時の様子と比べながら秋になって変わったところを探します。ススキ、柿の実、栗のイガ、ドングリ、ダンゴムシ…。雨にも負けず、子供たちはたくさんのものを見付けて自然に親しんでいました。
気付けば、もう学校に戻る時間です。閉校式で、学園長先生にお礼の挨拶をしました。来年、4年生になったら宿泊に来ます。その日を楽しみに、バスに乗り込みました。学園長先生と、柏学園で働いているみなさんが手を振って見送ってくださいました。
学校に戻り、帰校式を行いました。校長先生から、「3年生のみなさんが、どの場面でもしっかりと『ありがとうございました。』とお礼を伝えていたのがすばらしかったです。」と褒めていただきました。次は、11月16日(火)に社会科見学へ行きます。その時にも、礼儀正しく、時と場に応じて適切な行動ができる3年生の姿を期待しています。
9月21日(火) 秋の全国交通安全運動 出動式
泰明小学校の校庭にて、築地警察署による「秋の全国交通安全運動 出動式」が行われました。
出動式では、警察署長さんから、これから行われる
交通安全運動についてお話を聞きました。
また、警察の方の号令や動きに圧倒させられました。
出動式が終わると、学習の時間です。
始めに、「自転車の点検」について教えていただきました。
自転車に乗っている児童はたくさんいましたが、乗る前に点検している児童はとても少なかったです。
そこで、自転車に乗る前に行うこと「ぶ・た・は・しゃ・べる」を教えていただきました。乗っているときに事故がおきないように事前に点検を行うことの大切さを学ぶことができました。
また、警察官の方がいつも身につけているものについて教えていただき、私たちの安全を守るための装備について知ることができました。
社会の学習で考えた質問にも答えていただきました。警察の方の服装のこと、白バイやパトカーの点検のこと、なぜ警察官になったのか、うれしいときはどんなときかなど、ここでしか聞けないお話をしていただきました。
その後は、なんと警察車両に乗せていただきました。白バイ、交通事故処理車、パトカー、ミニパトカー、覆面パトカーです。
児童は、大興奮!! サイレンをならしたり、アナウンスをしたり、
警察官になりきっている児童の姿も見られ、とても楽しそうでした。
そこに、現れたピーポくん。 ピーポくんもみんなに大人気!! |
最後は、車両の出動を拍手をしたり、手をふったりしながらお送りしました。


泰明小学校の代表として、参加させていただいた出動式。本当に貴重な経験をさせていただきました。
このような、機会をいただけたことに感謝をしながら、これから、事故にあわないよう、安全に気を付けて生活をしていきたいと、声がたくさん聞かれました。
6月25日(金) 開校・開園記念集会
泰明小学校・泰明幼稚園のお誕生日のお祝いとして集会が行われました。
3年生は、プログラムを作る担当でした。文字はクレヨンで丁寧に書きました。周りは、子供たちからのアイデアで「泰明の星」「つたの葉」「お花(紫陽花)」で飾り付けをしました。
集会は、各クラスオンラインで参加し、校長先生のお話を聞いたり、クイズに答えたりしました。
「泰明ここが知りたい!」では、代表委員会が各クラスから知りたいことを募集して調べ、泰明小の歴史や特徴について教えてくれました。
歌は歌えませんでしたが、「泰明にささげる歌」や「校歌」「園歌」を聞きながら口ずさむ様子がうかがえました。
今年で開校143年、開園68年という歴史を感じながら、全校でお祝いすることができました。
6月 体力テスト
6月は、体力テストを行いました。
「ソフトボール投げ」や「20mシャトルラン」など8種目の測定をしました。
「ソフトボール投げ」は、事前に投げる練習を何回か行い、投げ方や投げる感覚をつかむようにしました。
また、1、2年生のときは、5年生や6年生上級生が記録をとってくれましたが、3年生は自分たちで記録もとりました。
「反復横跳び」や「上体おこし」「20mシャトルラン」は、友達の記録も測りました。何人かで協力しながら、慎重に測っていました。
どの種目も、2年生の時の記録を超えるようにと、一生懸命頑張る子供たちの姿が見られました。
5月27日・28日 初めての習字
3年生の新しい勉強の1つである習字の学習。
子供たちは、習字の学習をとても心待ちにしていて、真新しい習字セットを嬉しそうにあける姿がとても印象的でした。
まずは、準備の仕方からです。机の上に新聞紙を敷き、すずり、下敷きを並べていきます。半紙の上に文鎮をおいたら、準備は整いました。
次に筆の扱い方、もちろん持ち方も学びます。さあ、墨汁を入れて、姿勢を正し、実際に書いてみます。
墨の量を調節しながら、縦画や横画、点など筆の動かし方に注意しながら書き進めていきます。
今までの硬筆と違うのは、肘を挙げて書くこと。慣れない筆に、悪戦苦闘している子供たちも多く見られました。
線をなぞる学習では、はみでないように慎重に、ひとつひとつ丁寧に書いていました。
書いたものは、紙挟みにはさんでいきます。
初めての習字の時間はあっという間で、片付けの仕方も学びました。筆は、お家で洗ってくることになっています。
子供たちは、「楽しかった」「またやりたい」と口々に言っていました。
初めて、習字に取り組んだ子供たちも多かったと思いますが、みんな最後まで集中してしっかり取り組むことがで きました。
これから、子供たちが、どのような表現をしていくのかが、とても楽しみです。
5月21日(金) センター教室
子供たちが楽しみにしていたセンター教室に行ってきました。
まずは5階の「実験室」へ行き、ゴムで動く車を作りました。センターの先生に車の作り方と、動かし方を教わりました。
難しいところは班の友達と教え合い、全員の車が完成したところで、いよいよ実験開始です。
実験1は、「ゴールゲームⅠ」です。ゴムを引っ張って手を離すと、車が前に進みます。車がゴールゾーンの中で止まれば成功です。
子供たちは、ゴムをどのくらい伸ばすとちょうどよく車が止まってくれるのか、頭を悩ませながら夢中になって取り組んでいました。
実験2は、プロペラカーを作り、「ゴールゲームⅡ」を行いました。
実験3は、ロープウェーカーを作りました。プロペラを巻く回数を増やしたり減らしたりすることで、ロープウェーカーが進む距離が変わることに気付き、
ゴムのはたらきにより興味をもつことができました。
これらの実験は、今後学習する理科「ゴムや風の力」につながります。
実験を終えると、次は6階の「プラネタリウム」に移動です。
ドームが暗くなり、最初に映し出されたのは、なんと泰明小学校の校庭と校舎です。子供たちは、驚きと喜びで大興奮。
天井に浮かび上がった「東西南北」の文字を指さしながら方位を確認し、太陽の動きを観察しました。
プラネタリウムを利用することで、机上だけでは理解しにくい内容を直感的に理解することができたと思います。
短い時間でしたが、楽しく実りの多いセンター教室での学習となりました。
5月12日(水) 春の柏芋苗植え遠足
天候にも恵まれたこの日、3年生はバスに乗り遠足へ行きました。
久しぶりの校外学習に、子供たちもとても楽しみにしていました。
学園に着き、大きなグラウンドと広大な畑を見た子供たちは、「ビルがない」と声をあげていました。
苗植えは、裸足で土の感触を味わいながら畑に入り、学園長先生やスタッフの方に教えていただきながら行いました。
初めて、苗植えをした子も多く、丁寧に優しく植えていました。
その後の自然散策では、梅の実を拾ったり、竹藪に入ったり…
池にはオタマジャクシがたくさん、手ですくうとプニプニしているそうです。
しその葉やローズマリーを手に取り「いいにおい」。子供たちは、五感を働かせて自然を感じていました。
おいしいお弁当を食べた後は、広いグラウンドで、サッカーをしたり、自転車を思いっきり漕いだり、
これも、都会ではなかなか出来ない体験でした。
1日、たくさん活動して大満足! 10月にはおいしいサツマイモができることを願っています。