さくら組、もも組、ふじ組
指導の重点
【3歳児】
◎園生活で安心して自分の思いを出す。
◎自分できることは、自分でしようとする。
◎教師や友達と遊ぶことの楽しさを味わう。
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指導内容を「4つの視点」でお知らせします |
遊び |
幼児が自ら創りだしていく遊び |
みんなが |
全員が経験してほしいこと |
みんなで |
みんなで一緒に経験すること |
生活 |
幼稚園生活全体を支えるもの |
3歳児1学期
<遊び> <みんなが>
〇喜んで登園し、幼稚園の生活に慣れて安心して過ごす。
〇自分のしたいことや興味をもったこと、おもしろいと感じたことに関わり、喜んで遊ぶ。
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入園当初は、家庭で親しんでいる遊具で遊んだり、お兄さんお姉さんと触れ合ったりしてだんだんに幼稚園が安心できる場所になっていきます。 教師が一人一人に声を掛けたり、触れたり、一緒に遊んだりして心のつながりがもてるようにしていきます。
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サクラ広場では走ったり踊ったりして体を動かして遊びます。
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遊びながら、「順番」や「並ぶ」ことも覚えていきます。
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水遊びやシャボン玉、プールでの水遊びも楽しみます。
だんだんに水と仲良しになって繰り返し水で遊んだり、不思議さに気付いたりしていきます。
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最初は簡単に作れることで、できたうれしさやもっとやりたいという気持ちが膨らみます。繰り返し作ったり、作ったものを持って動いたりすることの面白さを感じていきます。いろいろな遊びを経験して、材料や道具の使い方も少しずつ知っていきます。
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学級で、ミニトマトやエダマメ、ツルナシインゲンの苗、アサガオやオシロイバナなどの種を植えます。プランターに植えることに興味関心がいっぱいの子どもたちです。
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毎日、水やりのお世話をする中で、「大きくなっているよ」「花が咲いた」と生長に気付き、言葉にしています。
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6月下旬になると、実ができ始め、みんなで収穫です。収穫できたことを喜ぶ子どもたち。 収穫した野菜は、園で調理してもらい、みんなで食べます。
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<みんなで>
〇教師がすることを楽しみにしながら集まり、みんなと同じ場でする面白さを感じる。
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それぞれの学級にはかわいいぬいぐるみのマスコットがいます。毎日、教師からの話だけでなくマスコットの話も楽しみにしています。
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”みんなで集まると楽しいことがある”という気持ちがもてるように、手遊びをしたり歌を歌ったり、絵本を見たりしています。
「今日は、何の絵本かな♪」「どんなことするのかな♪」とわくわくしながら集まる子どもたちです。
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<生活>
〇幼稚園での生活が分かり、簡単な身の回りのことを自分なりにしようとする。
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入園当初は、保護者の方から離れる不安な気持ちを、教師と一緒に年長児が優しく受け止めてくれています。
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年長児が、ロッカーの場所や園服の脱ぎ方など、身支度のやり方を丁寧に教えてくれます。少しずつ仕方を覚えると、安心する姿が増えていきます。
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園生活に慣れると、身の回りのことを自分でやってみようとする姿が見られます。「先生ボタンできたよ!」「手洗い、うがいできたよ!」と笑顔で教師に伝えに来てくれます。
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3歳児2学期
<遊び>
〇自分のしたいことをしたり、一緒にいたい友達と関わったりして遊びを楽しもうとする。
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イメージをもって、いろいろに見立てたりなりきったりして遊ぶことを繰り返し楽しみます。幼児のイメージを言葉に出したり動きで真似たりしながら、その姿を受け止め、楽しさに共感していきます。
動物になりきっての鬼遊びも大好きです。
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<みんなが>
〇新しいことや興味をもったことに「やってみよう」という思いでかかわる。
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サクラ広場や校園庭なども 使って、いろいろに体を動かして遊びます。三輪車やボール投げにも挑戦です。
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秋の自然に触れ、季節を感じながら遊びに取り入れたり、描いたり作ったりして遊びます。
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<みんなで>
〇教師や学級のみんなと一緒に遊ぶ中で、自分なりの動きを出しながら遊びを楽しむ。
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体を動かす心地よさやみんなと一緒に遊ぶ楽しさが感じられるような踊りや簡単なルールのある遊びを経験します。「やってみたい」「見てて」という気持ちを大切にしていきます。
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<生活>
〇幼稚園生活の仕方が分かり、自分でできることは自分でしようとする。
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お弁当も、時にはござやシートに座ったり、廊下に机を出したりと、いつもと違う環境で食べることもできるようになります。遠足も行くからね。クラスの先生だけでなく、いろいろな人と触れ合ったり、お話を聞いたりする機会も重ねていきます。
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3歳児3学期
<遊び>
〇自分の思いを出しながら十分に遊びを楽しむ。
〇気に入った友達や遊びの興味が同じ友達と一緒に遊ぶことを楽しむ。
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廊下にあるケンパ。だんだんに跳び方が軽やかに。
保育室、廊下、校園庭、さくら広場など、環境を生かして遊びます。
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年長さんと年中さんがした獅子舞の地域めぐりを真似しての遊び。いつでも刺激がいっぱいです。子どもたちは、楽しいことを見つける名人です。 |
一緒に遊びたい友達との間で自分の気持ちを出しながら遊びを楽しむことができるように、教師は幼児の言葉や動きを受け止めて、認めたり励ましたりしていきます。 |
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<みんなが>
〇新しいことや興味をもったことに繰り返し取り組み、その楽しさを感じる。
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ビリビリの縄に触らないで通れるかな?くぐる、這うなど多様な体の動きを経験できるようにしていきます。
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ローラー転がしやスタンピング、筆やタンポでの描画など、年間を通して様々な絵具遊びをします。
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絵合わせゲームや、かるた、手回しゴマなどのお正月遊びを友達と楽しみます。
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<みんなで>
〇自分なりの動きを出しながら、みんなと一緒に過ごす楽しさを味わう。
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教師や友達と触れ合いがもてるようにしながら簡単な繰り返しが楽しめるお話で表現を楽しみます。
今までしてきた遊びをしたり、歌を歌ったりして、みんなと一緒に過ごす楽しさを味わいます。
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<生活>
〇幼稚園生活の流れを感じていきながら、自分でできることや気付いたことを自分でしようとする。
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収穫した野菜は年間を通して、味噌汁や炒めもの、塩もみなどで食べます。
進級を楽しみにして、違うクラスの友達と一緒にお弁当を食べたり、部屋の片付けをしたりします。
今度は誰と一緒のクラスになるのかが楽しみ!大きくなりました。
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幼稚園では集団生活の中で遊びを中心にして総合的に教育を行っています。
久松幼稚園の教育内容を指導計画を基に4つの視点で、わかりやすく学期ごとにお知らせしています。
それぞれの視点は独立しているのではなく、重なり合っています。
指導内容「4つの視点」 |
遊び |
幼児が自ら創りだしていく遊び |
みんなが |
全員が経験してほしいこと |
みんなで |
みんなで一緒に経験すること |
生活 |
幼稚園生活全体を支えるもの |