今日は、地域の凧博物館館長、福岡さんが来園し、凧作りを教えてくださいました。作った凧は、12月に凧博物館に行った際にいただいた「エイ凧」です。横にヒレ、お尻に長いしっぽがついている本物のエイのような凧です。先週、必要なパーツを切り、凧に画を描き、今日を楽しみにしていました。

 竹ひご、紙でできたヒレとしっぽにボンドを付け、凧に丁寧に貼っていきました。福岡さんは、「これはどこに貼ると思う?」と子供たちに聞きながら話を進めてくださったので、子供たちも「ヒレはここにつけるんじゃない?」「しっぽはここかな?」と考えながら作り進めることを楽しんでいました。「分からない子、手を挙げてね〜」と優しく声を掛けてくれた福岡さんに、「まだできてないです」「おしえて〜」と自分の思いを言葉にしている姿が見られ、地域の方に親しみをもつ機会にもなりました。

 最後の難関は糸を穴に通し、結ぶことです。細かな作業ですが、これまで遊びや生活の中で紐を結ぶ経験をたくさんしてきた年長組は、自分の力でやり遂げ、凧の完成を喜んでいました。
 
 早速園庭で凧を揚げてみました。空に揚がる凧に大喜びの子供たち。凧作りは大成功でした!
風が吹くタイミングで揚げると、校舎の3階くらいまで凧が揚がった子もいました。この時期ならではの遊びを、友達と一緒に楽しめるようにしていきます。