学級で一人一人の鬼のお面を作り、鬼に変身してままごとやおうちごっこをして遊んでいました。そして、年中組や年長組の部屋に突撃し、驚かすことを繰り返し楽しんだり、「鬼は外!」「福はうち!」と豆まきごっこをしたりして遊んでいました。「2がつ3にちは、おにのひ!」「おに、くるかな?」と節分の日をドキドキしながら待ちました。
当日は、保育室前に飾った「鰯の頭」「柊」に気が付き、「これ、鬼が嫌いなやつ?」「お魚くさ〜い!」「チクチクの葉っぱ、鬼が痛い痛いって言うの?」と匂いを嗅いだり触ったりしながら口々に教師と話していました。窓から外を見張りながら「アスレチックに隠れているかな?」と言っている子もいました。
そして、部屋で遊んでいると、突然に赤鬼が登場!子供たちは「きゃー!」と部屋の隅に寄って、自分の升で鬼の嫌いな「堅い豆」を思い切りぶつけました。「鬼は外!」「鬼は外!」と必死で投げていると、鬼は「やられた〜!」と逃げていきました。
「おにをやっつけた!」「もう、こない?」「おうちにかえったんじゃない?」とみんなで鬼を追い出した達成感を味わい、高揚した顔で喜びました。
一つの行事を経験する中で、面を作る楽しさ、なりきって遊ぶ楽しさ、異年齢交流の楽しさ、習わしの楽しさを味わうことができました。