1 入園目的の設定・確認

  宇佐美学園には、喘息・肥満・虚弱体質、アレルギー体質等、健康に課題がある児童が入園します。規則正しい生活リズムを定着させる、身の回りのことは自分で行う、自立性を養うなど、児童はそれぞれに目的をもっています。学園では児童の入園目的を把握し、児童個々の課題に応じた支援をしていけるように努めています。宇佐美学園での生活の様子、活動等を十分ご理解されたうえで、児童が有意義な学園生活を送れるように、入園目的・課題等をご家庭で確認してください。

 

 2 保険証

  学園生活中にけがや病気で受診する場合、保険証が必要になります。お預かりした保険証は、平日は養護教諭、休日は寮職員が管理しています。帰京の際には、保険証をお返しします。帰園の際に再度忘れずに学園へご持参ください。保険証の更新・変更がある場合には、早めにご連絡ください。

 

 ○児童が個人用の保険証を使用している場合

  入園式当日、保険証(原本)をお預かりします。必ず持参してください。 

 ○児童が保護者の方と同じ保険証を使用している、または持っていない場合

  学園の養護教諭までご一報ください。 

  

3 治療、検査                                                              

 学園では、学園内でのけが等でない継続通院を行っていません。

 慢性疾患等で必要である継続的な通院は、夏休みや冬休みなどの長期休業中や一時帰京(5月GW・10月運動会後)を利用して通院していただきますようお願いします。

 健康面で心配なことがある方や治療が必要な方は、必ず入園前に医療機関の受診を済ませてきてください。運動、食事、生活面等で医師の指示がありましたら、学園までお知らせください。

 

 4 薬の準備

   ※学園では、酔い止めを除く『市販薬』の使用はできません。

 学園では、医師の診断の基、薬を使用しています。そのため、酔い止めを除く医師の処方がない市販薬(市販の医薬品)はお預かりしていません。また、治療を目的とした医薬部外品も使用できませんのでご承知おきください。

●医薬品

 医師に処方された喘息の薬、アトピー性皮膚炎の薬品等、現在使用なさっている薬品をお預かりしています。学園指定の「薬品預かり依頼書」に必要事項をご記入の上、薬品と一緒に持参してください。医療機関で発行された「薬剤情報提供書」がある場合はそちらも添えてご提出ください。「薬品預かり依頼書」が未提出である場合、使用ができません。ご注意ください。

※お預かりした薬品は、長期休業・一時帰京の際にお返しします。

※保護者会等の来園時に、薬品の確認をお願いしています。必要に応じて、少なくなった薬品や使用期限が切れそうな薬品の補充や入れ替えをお願い致します。

※酔い止めのみ、市販薬の使用ができます。必要な方はご持参ください。なお、保管の関係上、できる限り個包装されたものをご用意ください。

● 医薬部外品

  虫よけ、ハンドクリーム等の保湿剤、リップクリーム等に関しては必要に応じてご用意ください。

 

5 食物アレルギーについて

 (1)学園での除去食・代替食について

 学園では三食の食事+おやつの提供を行っています。三食の食事に関しては、中央区の定めるマニュアルに沿った使用しない食材(キウイフルーツ、ピーナッツ、ナッツ類(アーモンド、カシューナッツ、くるみ、マカダミアナッツ、ピスタチオ)、そば)を使用せず提供していますが、おやつに関しては、市販品を提供することもあるため、上記の食材を完全に使用しない献立にすることが困難です。そのため、一部の食材に関しては除去の対応をしていないものもあります。個別のご相談につきましては学園までご連絡ください。また、入園申込書のアレルギーの状況のご記入は、出身校の担任や養護教諭とよくご相談頂きご記入ください。

(2)アレルギー管理指導表について

 学園で食物アレルギーの対応を希望される場合、アレルギー管理指導表をご提出いただきます。かかりつけの医療機関で医師に書類を記入してもらい、学園までご提出ください。アレルギー管理指導表は年度ごとに更新となりますのでご承知おきください。

 

6 入園関係書類の記入・提出

 園長面談時にお渡しする入園関係書類に記入漏れのないようにご記入上をお願いいたします。記入ができましたら、提出締切日までに学園まで郵送等でご提出ください。

 特に、心電図検査の予備調査、薬品預かり依頼書、アレルギーの状況など、心身の健康に関する子とは、できるだけ詳しくご記入ください。前年度在園の児童についても省略せず、ご記入をお願いします。