車椅子バスケット選手来園!(笑顔と学びの体験活動プロジェクト)

東京都教育委員会の「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」で、車いすバスケットボールの特別活動を実施しました。泰明幼稚園と同じ京橋地区の保育園さんにもお声を掛けて、合計3園の参加が実現しました。講師は元女子日本代表車いすバスケット選手の上村知佳選手、村山順子選手をお招きしました。はじめに車いすの操作についてのお話を聞き、実際に競技用車いすに乗って操作してみたり、車いすに乗ったままボールを大人相手に投げてみたりする体験を行いました。上村選手や村山選手は簡単に動かしているように見えたのですが、実際乗ってみると両手の力加減で動き方が変わったり、方向転換をするときには片手だけを動かしたりなど、操作技術が必要で、その難しさを体験することで感じているようでした。また、ボールを持つと車いすから両手を離すため、車いすが自分の思ったように止まってくれていなくて投げられなかったり、投げようと違うところに力が入ると車いすが動いてしまったり・・・様々な体験から、車いすの方の大変さを感じた子どもたちです。

      

体験後は、上村選手や村山選手の体験から「できないといってあきらめるのではなく、どうやったらできるのか、その工夫を考えることが大切」「失敗してもいいんだよ。どうしたらできるか、どんどん考えてやってみよう」と子どもたちに向けた熱いメッセージをいただきました。最後にシドニーパラリンピックで獲得された銅メダルを特別に見せていただき、大喜びの子どもたちでした。今日体験したりお話を伺ったりして得たことを、これからの教育活動に取り入れていき、様々なことに挑戦する気持ちを育んでいきたいと思います。

      

 

1年生との交流

体育学習発表会のポンポンダンスをしていた1年生に憧れて、スポーツデーのダンスに取り入れたこともあり、1年生と交流して、一緒に遊ぶ機会を設けました。1年生が学校生活の中で楽しんでいて、幼稚園と一緒にできる遊びを考えてくれました。『もうじゅうがりにいこうよ』『なべなべ』『どんじゃんけん』を1組と、『はんかちおとし』『フルーツバスケット』を2組とそれぞれ楽しみました。はじめは少し緊張している様子もありましたが、昨年度泰明幼稚園にいた1年生もおり、遊びながらも親しみの気持ちをもって関わる様子が見られました。2人のなべなべは出来るけど、それより多くなったときはどうするのかな・・・と見ていると、自然に「ここのトンネルをくぐって!」と1年生がリードしていたり、優しく「こっちだよ」と声を掛けてくれたり・・・大人が言わなくても「自分より小さい子に対してどう接しようか」と考えてくれていることを感じられる交流となりました。たくさん楽しい遊びを教えてもらい、保育室に戻ってきて早速「さっきのゆり組だけでもやりたいね」と自分たちの遊びの中に取り入れようとしている子どもたちでした。

      

 

バス遠足(中央区立柏学園)・3年生との交流

秋晴れの澄んだ青空の下、バスで遠足に3年生と一緒に出掛けました。柏学園は畑、森、芝生の広場など自然がたくさんあります。今回は、①落花生の収穫②森の探検③3年生と遊ぶことを目的に活動します。 ①落花生の収穫では、”落花生”がどのように出来ているのかが分からず、「匂いで分かるかな」「木にできているかも?」「芋みたいに土の中じゃない?」などとバスの中で話していました。畑へ行くと・・・あれ?落花生どこ? 学園の方が丁寧に教えてくださり、土の中に出来ていること、みんなで引っ張り出したら、一つずつ手で収穫することを教えてくださいました。地植えならではの収穫に、子どもたちも大喜びで夢中になって収穫していました。バケツいっぱいになるほど、落花生を収穫できました。 

      

  

②畑の隣にある森に入るとたくさんのどんぐりが迎えてくれました。「日比谷公園の時より小さいね」「カブトムシの頭があった!」等発見しながら森の奥に進むと・・・学園長先生が「栗があるよ。どこだか見つけてごらん」と声を掛けてくださり、トゲトゲのイガを発見し、そこから栗探し。「わ~ここにあったよ!」「どんぐりより大きいね」と大喜び。学園長先生の近くにいると色々な物が見つかることが分かると、「学園長先生!次は何がある?」とついて回ってクヌギやついには柿まで取っていただいた子どもたちでした。

        

③芝生の広場で3年生と一緒に弁当を食べ、その後は3年生が考えてきてくれた鬼遊びとだるまさんが転んだで遊びました。3年生の素早い動きに追いつこうと走ったり、動かないでじっと止まっている様子を見ながら自分も動かないようにしたり・・・たくさんの刺激をもらったようでした。一緒に遊んだ後は、好きな場所で遊ぶ中で関わりながら過ごしました。

    

遠足翌日、柏学園で拾ってきたどんぐりから芽が出ていることを発見して、プランターに植えてみたり、どんぐりを使ってお菓子屋のお菓子を作ったり・・・早速保育に取り入れて遊ぶ様子が見られました。体験したことを継続して保育に取り入れて、経験が積み重なることが幼稚園教育ならではだと思いました。このような経験を日々大切にしていきます。

    

 

親子遠足(皇居一周徒歩遠足)

秋の深まりを感じるようになってきた11月中旬、親子遠足に出掛けました。昨年度の経験からゆり組の子どもたちは幼稚園に登園し、皇居を半周→途中大手門より東御苑へ入り、北の丸公園へ→少し遊んでから、幼稚園まで戻ってくるコースを最初から最後まで歩きました。泰明幼稚園の重点目標の一つである『体力向上』を目指す取り組むでもあります。親子でじっくり関わりながら自然物を見つけたり、おしゃべりを楽しみながら過ごしている姿が微笑ましかったです。途中「足が痛くなってきたかも」「ちょっと休憩する?」などの声も聞かれていましたが、これまで日比谷公園や街探検、幼稚園での運動遊びの積み重ねもあり、最後まで頑張って歩いて帰ることが出来ました。保護者からは「昨年より頑張って歩いていて、体力がついたと感じた」などのお声をいただき、お家の方と一緒に歩くことで、お子さんの成長を肌で実感されることも多かった遠足となりました。

      

      

      

 

周年記念体験集会

泰明小学校145周年・泰明幼稚園70周年を記念して、地域の企業の協力のもと、様々な体験する機会となりました。金管バンドの演奏で幕があき、ラグビー体験、包丁儀式の見学、ワークショップでは郵便局さんのお手紙作りと松崎煎餅さんの煎餅絵付け体験を幼稚園児は行いました。小学生の中に混ざりながら、様々な活動を楽しむことができました。準備をしてくださったPTAの方、地域の方に感謝の気持ちでいっぱいです。子どもたちにとって、より地域にあるお店が身近になるきっかけにもなりました。この体験を次の街探検につなげていきます。