○PTA餅つき大会○

PTA主催の『春には苗植え体験会』『秋の稲刈り体験会』をしたもち米を使った、餅つき大会を実施してくださいました。ふかしたばかりのもち米を食べてみたり、餅つきの様子を見て自分たちも実際に餅つきをしたり…そして、最後には、自分たちがついてできたお餅をきなこ・醤油とのり・あんこを付けてもらったお餅と雑煮をみんなで食べました。「わ~おいしい」「すごくのびるよ」とうれしそうな子どもたちでした。お忙しい中、貴重な体験ができる機会をつくってくださったPTAの方々・保護者の皆様に感謝です。ありがとうございました。

      

      

 

銀座街探検

師走に入り、銀座の街はイルミネーションやショーウインドウが様変わりしています。今回はどんな飾りがあるのかを発見しに、街探検に出掛けました。幼稚園を出て、みゆき通りを歩き、並木通りでリースやポインセチアを発見しました。安藤七宝店の店先の飾りを見ていたら、お店の方より「是非入って見てみて」とうれしいお声掛けをいただき、商品を触らないこと・声の大きさはどうするといいのかを考えて約束してからお店に入らせていただきました。かわいらしいクリスマスの飾りやペンダントに目を輝かせて見ていたり、「これは全部誰かが描いたのですか?」とお店の方に質問したりする様子がありました。銀座三越で様々なイルミネーションと大きなツリーを見つけ、みんなで見上げて見てきました。その後は松屋まで行き、毎年恒例のねぶた作りのサンタを見た後は地下に降りて、すてきに飾られているショーウインドウを見に行きました。「サンタはどこ?」の合い言葉にどこにいるのかと探しながら見ている様子はとてもかわいらしかったです。教文館ナルニア国に立ち寄り、童歌遊びの会でいつもお世話になっている国岡さんにお話会をしていただきました。会場には呼んでいただいた絵本の原画が飾ってあり、子どもたちは自然とお話の世界に入っている様子でした。幼稚園への帰り道で、和光の飾りを横目にあるき、鳩居堂の『甲辰』の飾りでもうすぐうさぎ年から辰年になることを感じながら歩きました。たくさんの飾りを見てきたことで、園に戻ってくると「ゆり組にもツリーを作りたい!」と声が上がっていました。翌日の活動として、子どもたちの要望から出てきたツリーを作りました。体験したことを次の活動で表現することができ、まさにこれこそが大切にしたい幼児期の活動だと実感しました。これからも一つ一つの体験を大切にして、教育活動を進めていきます。

        

      

      

 

◇展覧会に向けて◇

11月のある日、5年生から「展覧会って言って、みんなで作った物を飾って、お客さんに見てもらうのが12月にあるんだけど、ゆり組さんもやろう」と誘ってもらいました。5年生と一緒に作品をつくったり、4月から今まで作って遊んで来たものを会場にしようと決めた遊戯室にみんなで運んだりしました。遊戯室の広い場を「どうやってお客さんに見てもらえるように置くか」「何をどこに飾るか」子どもたちと一緒に考えたり作ったりしながら進めてきました。そして、だんだん遊戯室が賑やかになってくると「展覧会にも名前を付けよう」となり、みんなで考え『わくわくにこにこてんらんかい』となりました。作っているときにわくわくしたこと、見に来た人たちがにこにこになるように…という願いがこもっています。少しずつ形にしてきた展覧会会場なので、子どもたちにとって宝物を飾った形となったようです。たくさんの方に見ていただき、子どもたちに是非「ここがよかったよ」「これがすきだな」など、声を掛けていただければと思います。

      

        

      

 

◇わくわくにこにこ展覧会、大成功!◇

14日~16日の期間、展覧会を開催しました。小学生やおうちの方、未就園児さんに地域の方々など、たくさんの人に見ていただきました。小学生の展示を見て「これ○○で作ってあるね」「やってみたい!」「作れそう!」と興味をもって見る様子がありました。保育室に戻ってくると早速、「さっきみたやつやってみよ~」「これで作れるかも?!」「こういうのがほしいんだけど、先生ある?」と製作意欲が益々わいてきているようでした。

      

幼稚園のブースは、子どもたちが考えた名前の通り、見ている人たちがニコニコして見てくださり、その様子を見てゆり組はうれしそうな表情でした。未就園児を案内するときには目線にしゃがんで「ダンゴムシはこうやってつくったんだよ」「ここはケーキ屋さんだから座れるよ」「次はどこ見たい?」と自分たちが作ったものを丁寧に説明したり、相手の立場になってやりたいことを聞いてみたりする様子が自然と見られていました。これも4月から継続して未就園児との関わりを計画してきた成果と感じました。最終日にはいよいよおうちの方にご案内。6年生が小学校の展示について説明する”ギャラリートーク”を体験してから、幼稚園の展示の案内をしました。「ここを頑張ったよ」「ほら、ここに枝で作ったのがあるよ」「しゃがんでそっと覗いてみてね」「こいのぼり、覚えている?」など、あちこちから親子で作品を介して対話するひとときとなりました。

      

後日…おうちの方より感想を、小学生からはスペシャルカード(全部の展示から、一番すてきだなと思った作品に対して送るカード:小学校での取り組み)をもらい、全体の場で子どもたちに紹介しました。自分たちが楽しんで作った場を、たくさんの人が喜んでみてくれたことを実感し、「大成功!」ととてもうれしそうにしていた子どもたちでした。