○節分の会○

園長先生から、「節分とは、少し難しいけど季節を分けると漢字では書くので、春・夏・秋・冬と4回ある」「豆をまいた後に、鬼の嫌いなものを玄関に飾る」事などを教えていただきました。そして、「おには~そと!」「ふくは~うち!」と元気に掛け声をしながら自分たちが描いた「おに」に豆まきをし、最後に歳の数+1の豆を食べました。これで幼稚園の中にいた鬼も、子どもたちの中にいた鬼も、退治できたはず!残り2ヶ月元気に過ごしたいと思います。

    

 

子ども会(劇遊び)

1月の様子でもお伝えしましたが、毎日の遊びの中で楽しんできた表現遊びを今月はいよいよ小学生やおうちの方、未就園児にお披露目することになりました。大好きな絵本の中から、「ねこのおいしゃさん」を題材にして、お話を進めていくことになりましたが・・・4歳児はまだまだ”見せる”ことに意識が向かず、自分たちが楽しむ方が先。劇遊びを進めながらも素の姿が見られることも、4歳児の劇遊びの魅力だと感じています。そんな中で、毎日お話や台詞、動きが変わりながら、楽しみながら進めてきました。「ここはどうするともっと楽しくなるかな?」とたくさん学級の友達と考えて劇ができあがりました。

1年生にお客さんになってもらい、一番見てほしかったおうちの方をご招待し、大好きな小さい友達(未就園児)に最後見てもらいました。どの回も見せる顔は違い、緊張したり、嬉しかったりして様々な姿が見られた子ども会でした。友達と一緒に考えながら楽しんできたことで、一回り大きくなったように感じます。この経験を、年長組に向けての取組や残りの生活・遊びに生かせるように計画していきます。

    

 

セーフティ教室

築地警察の方をお呼びして、一年間の集大成として交通安全のセーフティ教室を行いました。警察官のお話を聞いた後、遊戯室に敷いたマット状の横断歩道を一人ずつ歩きました。「信号が青になってもすぐに渡らない」「右左右をみる」「手を上げて渡る」約束をしっかり守って行動する様子がありました。遊戯室での会後、実際の道路に出て歩く経験もしました。4歳児なので、学級みんなで列になって実地訓練です。一人で歩く時よりも少し約束が増え、「前の友達の後ろを歩く」「間を開けない」ことも行いました。とても真剣に取り組む姿勢に、警察の方よりお褒めの言葉をいただきました。「もうこれで年長組になれるね」が最近合い言葉になってきています。今回経験したことを胸に、また園外へ出掛けに行きます。その時にも今日の事を忘れずにできるように援助していきます。

    

 

◇銀座街探検◇

今年度最後の街探検へ出掛けました。今回の目的は「街のおひな様をみつけにいこう!」、そして、そのために「3つのお店に寄ること」です。安藤七宝店さん、教文館ナルニア国さん、鳩居堂さんのご協力で、店内へ入っての見学をさせていただきました。安藤七宝店さんと鳩居堂さんでは、いつもショーウィンドウが季節毎に変わり、その時期ならではのものを見て刺激をもらっていましたが、今日は店内へ入れるということで、どうするとよいかを考えられるうようにしてから店内へ入りました。少しドキドキしながらも、たくさんのお雛飾りに、きょろきょろと様々な場所に目を向けて見ている様子がありました。また、教文館ナルニア国さんでは、幼稚園に童歌遊びの会の講師として来てくださる方より、絵本の原画が飾られている場所でお話会をしていただきました。いつもとは違う雰囲気にお話に引き込まれている様子の子どもたちでした。幼稚園に戻ると「幼稚園のおひな様と少し違うおひな様もいたね」「お店で見たおひな様みたいな顔にしよう」とたくさんの刺激を受けて、すぐにそれを自分たちのモノにしようとしている子どもたちの姿に嬉しく思いました。来年度も地域の方のご協力のもと、様々な経験ができる「街探検」を計画していきます。

      

  

 

◆日比谷公園散歩◆

日比谷公園で「だれもが遊べる遊具」体験会をしていることをお聞きし、例年3月に予定している散歩を繰り上げて、この機会に日比谷公園に出掛けました。日だまりが暖かくなってきたとても心地よい気候の中でのお出掛けとなり、また、久しぶりの日比谷公園散歩ということで、とても嬉しそうにしていました。日比谷公園でははじめてみんなで遊具で遊ぶ機会となり、幼稚園にないもの、そして今回の体験会にしかない遊具でたくさん遊ぶことができました。また、そこで出会った小さい友達に優しく声を掛けたり、順番を譲ったりする姿も見られ、来年度年長組になる気持ちが溢れている様子でした。うめの花も満開で、うめ組最後の日比谷公園散歩の記念写真をうめの花の前で撮りました。「また、ゆり組になったら来るね!」と子どもたちの言葉に、一年間たくさん遊んだ場だからこそ出てきた言葉だと嬉しく思いました。来年度もお世話になります。また出掛けるのが楽しみです。