令和2年度 8月
寮:一学期生活の様子
今年度は、コロナウイルス感染予防のため、例年とは異なる生活様式でした。
始めは戸惑いもありましたが、徐々にその生活にも慣れ、
限られた中で楽しく、友だち同士支え合いながら生活することができました。
寝室は密を避けるため、1部屋につき3~4人の少人数編成としました。
朝、職員に体温と体調を伝えたら、洗濯物の片づけとベッドメイキングをして移動の順番を待ちます。
洗顔や身支度は床の印の上で行います。学期初めは時間がかかっていた子どもたちも、
7月に入る頃には手早くできるようになりました。
朝の健康活動は、雨が多かったため体育館や寮内で行い、
子どもたちは毎朝ラジオ体操と「魔法のストレッチ」に取り組みました。
その成果は体力測定でも発揮されたようです。
運動の後は手洗い・うがい・着替えを済ませて朝食です。
下駄箱や手洗いでの密を避けるため、グループごとに時間差で移動しました。
座席は子ども同士が向い合せにならないよう配置し、できるだけ会話をせず食べるようにしました。
下校後は寮ごとに1,2階の洗面所に分かれて手洗い・うがい・マスク交換をします。
おやつへの移動前には、非接触体温計で一人一人検温し、グループごとに時間差で移動しました。
おやつを食事の時と同じ座席で食べた後、グループごとに放課後過ごす場所へ移動します。
1時間も遊ぶと汗でぐっしょり。校庭や体育館で遊んだ子どもたちは、
手洗い・うがいの後着替えてさっぱりしてから自習をしました。
入浴も3グループ交代制です。グループのみんなで揃って寮に戻れるよう、
子どもたちからは「行くよ!」「ちょっと待って!」と声がかかっていました。
夜の自由時間をゆっくり過ごしたら、グループごとにトイレを済ませ、寝室に移動します。
寝室では、検温・マスクの回収・手の消毒をして布団に入ります。
寝室のメンバーが静かに横になれるように、リーダーが声をかけてくれました。
何かと制限の多い一学期でしたが、その中で子どもたちは上手に教え合い、仲間を作ってたくさん遊びました。
いよいよ始まる二学期。十分に感染対策をしながら、職員一同子どもたちの成長を支えていきます。