寮:一学期生活の様子

今年度は、コロナウイルス感染予防のため、例年とは異なる生活様式でした。

始めは戸惑いもありましたが、徐々にその生活にも慣れ、

限られた中で楽しく、友だち同士支え合いながら生活することができました。

 

寝室は密を避けるため、1部屋につき3~4人の少人数編成としました。

朝、職員に体温と体調を伝えたら、洗濯物の片づけとベッドメイキングをして移動の順番を待ちます。

洗顔や身支度は床の印の上で行います。学期初めは時間がかかっていた子どもたちも、

7月に入る頃には手早くできるようになりました。

   

 

朝の健康活動は、雨が多かったため体育館や寮内で行い、

子どもたちは毎朝ラジオ体操と「魔法のストレッチ」に取り組みました。

その成果は体力測定でも発揮されたようです。

  

 

運動の後は手洗い・うがい・着替えを済ませて朝食です。

下駄箱や手洗いでの密を避けるため、グループごとに時間差で移動しました。

座席は子ども同士が向い合せにならないよう配置し、できるだけ会話をせず食べるようにしました。

  

 

下校後は寮ごとに1,2階の洗面所に分かれて手洗い・うがい・マスク交換をします。

おやつへの移動前には、非接触体温計で一人一人検温し、グループごとに時間差で移動しました。  

  

 

おやつを食事の時と同じ座席で食べた後、グループごとに放課後過ごす場所へ移動します。

1時間も遊ぶと汗でぐっしょり。校庭や体育館で遊んだ子どもたちは、

手洗い・うがいの後着替えてさっぱりしてから自習をしました。

 

 

入浴も3グループ交代制です。グループのみんなで揃って寮に戻れるよう、

子どもたちからは「行くよ!」「ちょっと待って!」と声がかかっていました。

 

夜の自由時間をゆっくり過ごしたら、グループごとにトイレを済ませ、寝室に移動します。

寝室では、検温・マスクの回収・手の消毒をして布団に入ります。

寝室のメンバーが静かに横になれるように、リーダーが声をかけてくれました。

 

何かと制限の多い一学期でしたが、その中で子どもたちは上手に教え合い、仲間を作ってたくさん遊びました。

いよいよ始まる二学期。十分に感染対策をしながら、職員一同子どもたちの成長を支えていきます。