寮:子どもたちの様子

「ただいま!」子どもたちが元気いっぱいに帰ってきました。

 夏休みの間に改修が進んで、寮が更にきれいになっているので、「すごい!」と大喜びでした。念願の女子のお風呂も出来上がって、「ヤッター!」とうれしそうでした。2学期からは、寮は各プレイルーム、1・2階のトイレ、洗面所も出来上がって、生活がスムーズになりました。職員と共に広々と生活できることの幸せを感じています。

 体育館は、床がピカピカ!「顔が写るかな?」とのぞきこんでいました。新しくなったバスケットゴールに向けてもさっそく「シュート!」を打って楽しんでいました。

 改修中は、改修場所に合わせての生活になり、工夫して生活していました。多くの方の協力でより子どもたちにとって快適に過ごしやすいスペースになりました。感謝の気持ちでいっぱいです。私たち寮の職員も心あらたに、より笑顔あふれるあたたかい寮を目指してがんばります。

 2学期は、3名の新入園児を迎え27名のスタートをきりました。1学期のスタートとは違い、荷物の整理がスムーズにできました。また、新入園の3名にみんなが優しく教えていたり、見守っていたりする姿が多く見られます。集団としても育ってきていることを感じました。

 2学期は大きな行事も多く一人ひとり活躍する場がたくさんあります。その中で、子どもたちが目標をしっかり持ってより成長していく姿がみられると思います。

 休日、寮では、折り紙やお絵かきをしたり、メンコをしたり、中庭では、落ち葉掃きをしたり、体育館では、一輪車の練習をしたり、バスケットボールをしたり、それぞれが自由に過ごしました。

 9月10日のお月見にむけて、恒例の俳句も作りました。子どもらしい俳句がたくさんありました。

「中秋に うさぎもちつく 名月だ」「お月見だ まんげつきれい たのしいな」

「お月様 十五夜の夜 うさぎいる」「あきのよる だんごを食べて ゲームする」

 当日は、夜空にきれいな満月が見られますように。

                                                                 

 

学校:陶芸教室〈9月8日(木)〉

 陶芸家の曽根孝一先生をお招きし、陶芸教室を実施しました。始めに、陶芸作りのポイントについて曽根先生から説明がありました。「一人一人手の形が異なるので、その手によって作られた作品は、どれもこの世界でたった一つしかないすてきな作品だ。」という話に、子どもたちは真剣に聞き入っていました。

   

 さっそく、湯飲み作りに挑戦です。今回が初めての陶芸体験になる児童が多く、「思っていたより柔らかくて力加減が難しい!」「土がひんやりしていて気持ちいい!」と、どの子も大興奮でした。「これはお母さんの分、これは兄弟の分・・・」と、自分よりも家族のために作品を作っている児童の姿も見られました。

   

   

 できあがった作品を見て、「○○さんの作品は厚さが均一できれいだね。」「○○さんの作品は高さがあってかっこいいね。」と、お互いに褒め合っていました。

 

寮:休日の様子<9月10日・11日>

 2学期2回目の休日の様子です。10日の土曜日は、感染予防のための一週間対応により、個人での遊びで過ごしていましたが、11日からは友だちと一緒に遊ぶことができるようになって喜んでいました。

      

   絵本を見てワイワイ。            ラキュー。             カーペットでのんびり。

      

    バレーボール。              サーブ!             一輪車の練習。

 11日の午前中は、石川先生が来てくださり、木細工室で希望者が飛行機やお家など、好きな物を作りました。

         

 6年生は上級生会がありました。「みんなの手本になれるかっこよくて礼儀正しい6年生」を目標に活動しています。この日は、6年生企画の準備をしました。                                                           

 朝の会の後にみんなで寮内の掃除をしました。声を掛け合い協力してできました。

      

 お月見をしました。先生のお月見の話を聞き、夜空を見上げました。

         

 

学校:友石竜也先生による表現指導〈9月15日(木)〉

 元劇団四季の友石竜也先生をお招きし、表現の指導をしていただきました。テーマ曲は「ぼよよん行進曲」です。「ぼよよよ~ん!」と、曲に合わせて跳んだりはねたり、足踏みをしたり・・・子どもたちは自然と笑顔になっていました。普段は控えめな性格の子たちも、思いきり体を動かし、楽しそうに踊っていました。最後の決めポーズでは、子どもたちの個性が光ります。

         

      

 友石先生には、今後も体育学習発表会で踊る「ソーラン節」の指導をしていただく予定です。本番で力強い踊りをお見せできるよう、精一杯練習していきます。

 

学校:海岸清掃〈9月16日(金)〉

 令和4年度第2回目の海岸清掃を実施しました。清掃前に、波よけ地蔵に「今年も無事に海の水泳学習をすることができました。」と感謝の気持ちを伝えました。

   

 「危険な物は拾わない」「海には近づかない」「鐘が鳴ったら集合する」など、1学期に実施した海岸清掃のルールを、子どもたちはよく覚えていました。2学期から入園した友だちに優しく教えてあげる姿も見られました。

      

      

 前回よりもゴミが少なくなっている宇佐美海岸を見て、子どもたちは「前よりもきれいになっているよ!」と嬉しそうでした。今後も、海や山、農園などでの活動を通して、豊かな自然を守ることの大切さについて学んでいきます。

寮:藍染め1回目〈9月19日(月)〉 2回目〈9月24日(月)〉

  藍染め体験がありました。初回に講師の吉川裕子先生に来ていただき、藍のお話を伺ったあと、染め始めました。

 藍染めの液は生葉から作られ「すくも」と言われています。「すくも」を知っている子どもたちは、すくもが生きていることを覚えていて「すくも、今日は元気かな?」という言葉が出ていました。

 染めるTシャツは、模様を作るために、事前に輪ゴムをかけておきます。出来上がりを想像しながら、「 すくも液の中に浸す→優しくもむ→しぼる→空気にさらす(酸化)」の行程を繰り返しました。

だんだん青くなっていくTシャツは魔法のようです。作業の過程は発見が多く、「わっ!」「すごい!」という声が何度も聞かれました。

子どもたちは、素敵な藍染めのTシャツに大満足でした。

                                                              

学校:シュノーケリング体験教室〈9月30日(金)〉

 台風の影響で延期となっていたシュノーケリング体験教室ですが、9月30日に実施することができました。子どもたちのシュノーケリングを楽しみにする気持ちが天まで届いたのか、朝からポカポカとてもいい天気です。午前組、午後組の2つのグループに分かれて、伊豆海ダイビングリゾートへ向かいました。

 今回お世話になる泉さんのお話を聞き、さっそくウェットスーツに着替えます。一人で着るのはなかなか難しく、スタッフの方が手伝ってくれました。

      

   

 簡単な水慣れをした後、いよいよシュノーケリング開始です!透き通ったきれいな水の中には、青い小魚の群れや縞模様の美しい魚などがたくさん泳いでいました。枯れ葉のような形をした珍しい魚も見ることができました。水族館の水槽の中を泳いでいるかのような光景に、子どもたちは大興奮でした。

         

         

 海の中には、魅力的な生き物がたくさんいます。ウニや貝、エビなど、「先生、こんなものを拾ったよ!」と嬉しそうに見せてくれました。

      

      

 今回のシュノーケリング体験教室では、都会ではなかなかできない貴重な体験をすることができました。体はくたくたでしたが、楽しさやうれしさで心がいっぱいになった1日でした。